週刊少年ジャンプ2025年8号に掲載の「魔男のイチ」第18狩。サブタイトルは「深淵の魔女 デスカラス」です。いよいよ現代最強魔女デスカラスの本格バトルが見られます!
対するは「神の魔法」、通り名を「反世界の魔法」というマンチネル魔女協会が長年追い続ける最大の敵であります。どんな戦いがくり広げられるのか。必見の回ですよ!
デスカラスの実力
第1狩において「王の魔法(キング・ウロロ)」と戦って以来でしょうか。この時は「女では俺の心臓に傷一つ付けられない」というウロロのルールに阻まれましたからね。まだデスカラスの実力の程はわからなかった。
あとはvs氷鮫での飾りつけくらいですかね(第9狩)。これは瞬殺でした(笑) それ以外ははイチのサポート役に徹してきましたからねぇ。
そのウロロが「一秒たりとも傍にいたくないバケモノ魔法」と恐れるのが、これからデスカラスが戦う「反世界の魔法」なのです。さぁ舞台は整いました!
今回デスカラスが新たに使用した呪文は3つ。
中でも“撃堕”を唱えた時の魔法です!
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
この背後に出現した姿こそが、デスカラスが試練を突破して習得した“魔法”の姿になるんですよね。デザインからして確実に強かったの思われます。カッコいい!
その魔法は、「反世界の魔法」が再び出現させた“轢変進軍(ランスマン)”を一瞬で倒してしまう程。1体1体が十字に斬り刻まれています。恐ろしい!
次に唱えた呪文である“撃突”。
これは第1狩でウロロに放った“貫穿(ラズド)”の上位版だと思われますよね。「神反世界の魔法」を縦に真っ二つに斬りつつ地面に叩きつるというもの。威力がハンパないです。
“告解”については後述しますね。
15年前の事件とデスカラス
デスカラスが「反世界の魔法」に対して、「15年前 ポラリス山周辺を変滅させたのは お前で間違いないな?」と聞いています。
どうもデスカラスは15年前の事件に関わってるっぽい!
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
ポラリス山周辺の街に、デスカラスにとって大切な人がいたと予想されます。家族なんだろうと思うのですが… デスカラスが愛していた人(恋人か婚約者)の可能性も大です。
その人物は事件の被害者ではないかな?
つまり「反世界の魔法」は憎き仇なのかも!
まず第15狩で結界を見た時に、デスカラスが悲壮な表情を見せているんですね。そして「あの結界は…」と言って即座に飛び出すのです。何かありそうな雰囲気がプンプンします!
「反世界の魔法」の試練とは
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
デスカラスが唱えた魔法 “告解(ゴルコンダ)”は、相手に全てを語らせるというもの。質問は「お前を習得させるための試練はなんだ?」です。
「反世界の魔法」もたまらず「オ レは…」と語り始めてしまうのですが、もう少しのところで魔法を変滅させて逃れます。これが「反世界の魔法」の初めての抵抗です。
ヤバいと感じたんでしょうね。
習得する為の試練を開示しない。それはできないって事であって。そこまで無理難題ではないって事なんですかね。たとえばウロロの習得方法のルール(女では不可能)みたいな。
デスカラスの魔法習得数
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
デスカラスの周囲に浮かぶ大量の魔法石。それは今までにデスカラスが習得した魔法の数を示します。それだけ多くの魔法を狩ってきたって事。
トゲアイスは、デスカラスと同じくマンチネル魔女協会史上最年少11歳で魔女の称号を得た“天才”と言われていました(第13狩)。デスカラスの魔法習得数も同じくらいと考えていたんです。とんでもない!
描かれているだけでも24はあるでしょうか。正確にはもっとありそうな雰囲気。これに加えて魔女協会で共有している魔法も使えますからね。様々な魔法を「反世界の魔法」に試せるワケです。
「貴様… これまでに何匹 魔法を狩った?」と聞かれたデスカラスが、「なぁにぃ?お友達でもいた?」といいかえしていますね。煽り方がお上手です(笑)
これは先の、15年前のポラリス山周辺の変滅についての「同族でもいたか?」の言葉に対する意趣返しの意味合いもあるんでしょうね。仕返しです。
さて、「反世界の魔法」には魔法に対する同胞意識(仲間意識)というものを持っているのでしょうか。ウロロは口だけで自分の事しか考えていなかったのだけど。
さぁ ここからどうバトルが推移するのか!
今回がデスカラスのターンで、次回「反世界の魔法」の反撃ターンになりそうな予感もしますよね。イチには本気を出していなかったんだ… みたいな。
どうなるんでしょうね?
まとめ
「現代最強の魔女」の異名は伊達ではなかった!デスカラスの規格外の実力に驚かされましたね!とにかく面白いです。画とストーリーにグイグイ引っ張られますよね!
第18狩「深淵の魔女 デスカラス」の感想・考察でした!
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