【ワンピース 第1154話】ロックス・D・ジーベックは四皇‟黒ひげ”の父だと判明!

ワンピース 第1154話 ロックス・D・ジーベックは四皇‟黒ひげ”の父 ワンピース

「ONE PIECE」の第1154話にてロックス・D・ジーベックが四皇‟黒ひげ”マーシャル・D・ティーチの父だと判明しました!これまでの伏線の数々がいよいよ繋がりを見せ始めます!

ロックスは‟黒ひげ”の父

これまでシルエットのみの登場でしたが、ついに第1154話でロックス・D・ジーベックの顔が明らかになりました。そして「四皇‟黒ひげ”の父」だと紹介。これによりロックスが‟黒ひげ”の父だというのは確定情報になります!

ワンピース 第957話 「黒ひげ海賊団」提督 マーシャル・D・ティーチ
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

四皇「黒ひげ海賊団」提督 マーシャル・D・ティーチの顔と見比べてもよく似ています。ロックスをシルエットにしていたのはティーチの血縁だとバレないようにしていたんでしょうね!

目鼻立ちや口元もそっくり。ロックスはティーチのような太鼓腹ではなく引き締まった体つきですね。そしてロックスの歯は生え揃っていますが、ティーチも生え揃う時(第581話)があるので、この点はまだ何とも言えません。

ティーチの年齢は40歳です。

ロックスは「すでにこの世にはおらん」(第957話)とされており、38年前のゴッドバレー事件で死亡した可能性が高いんですよね。当時ティーチは2歳という事になります。

ゴッドバレー事件から10年後の今から28年前にティーチ(12歳)は「白ひげ海賊団」に加入。かつて父ロックスが率いる「ロックス海賊団」に所属した‟白ひげ”エドワード・ニューゲートに拾ってもらう。

そして四皇にまで成り上がり、これまた「ロックス海賊団」に所属したビッグ・マムやカイドウと肩を並べるまでになるんでしたね。そして現在に至るワケです。

ティーチは血筋も特別

第1107話でエッグヘッドに現れた「黒ひげ海賊団」のヴァン・オーガーとカタリーナ・デボン。そこで五老星ジェイガルシア・サターン聖と遭遇します。

ワンピース 第1107話 ティーチの血筋も特別だと話すサターン聖
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

この時にデボンが「ティーチは特別よ」と言うのに対し、サターン聖が「血筋もな」と返していたんですね。それを受けてデボンが「あら 気づいてた?」と。

この「血筋」というのが、今から思えばティーチがロックスの息子である事を示していたのだとわかります。五老星と、少なくとも「黒ひげ海賊団」の船長達はそれを知っているという事になります。

これ以外にもティーチがロックスの息子である事に気づいている者はいるのだろうか。‟白ひげ”は気づいていなかったのでしょうか。センゴクやガープ、シャンクスなどは気づいていそうですけどね…。

当然ながらティーチ本人もわかっているでしょう。

ならばロックス・D・ティーチを名乗らず、マーシャル・D・ティーチと名乗っているのはなぜなのか。ポートガス・D・エースと同じ理由でしょうか。ろくでもない父親じゃなく母方の名を継いでいる?

黒ひげの母と妹(マーシャルを名乗る理由)

ワンピースマガジン8 黒ひげの母

黒ひげの母

ワンピースマガジン8 黒ひげの妹

黒ひげの妹

出典:ONE PIECE magazine Vol.8|尾田栄一郎|集英社

「ONE PIECE magazine Vol.8」にて、‟黒ひげ”の母と2人の妹の設定画というのが公開されていました。初期設定の可能性も拭い去れないが、本編に大きな意味を落とすものかも?と解説されています。

母の方は大きな帽子を被って腕を組み、ポーズを取ってニヤリと笑っています。海賊っぽい? 妹の方は「礼儀正しい」とあり、エースの驚愕する顔が添えられているんですね。

この「ONE PIECE magazine Vol.8」が発売されたのは、第965話‟黒炭家の陰謀”が掲載される週刊少年ジャンプの発売直前だったと記憶しています。その第965話でティーチが‟白ひげ”の船に乗るんです。

最新話の掲載に合わせて設定画を公開した可能性が高い

この時に光月おでんがティーチに対して「また‟身なし子”の様だ…」と言っています。これはティーチの「行くあてがねェんす!!」という言葉から推測したものなのか。本当に‟身なし子”だったのか。よくわからない。

もしもティーチが母親に捨てられて‟身なし子”になっていたとすれば、マーシャルが母方の名ならそれを名乗っている事に少なからず違和感が出るんです。自分を捨てた母親の名前なんて継ぎたくないでしょうに。

ティーチが母親に捨てられる理由なら思い当たるものがあります。ティーチは生まれてから一度も寝た事がないらしく、それを気味悪がられた可能性があるんですね。

ティーチが父ロックスの名を名乗らないのは、エースがゴールを名乗らないのとは別の理由ではないだろうか。やはりエースとティーチは真逆と考えるべきなのかも。

ワンピース 第434話 黒ひげについて話すシャンクス
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

実はティーチはロックスと名乗りたいのだが、その「血筋」を隠して‟白ひげ”に近づいていたと考えられないだろうか。それでマーシャルを名乗って来たのかもしれません。目立たずに着々と計画を進める為にです。

「サーベル・オブ・ジーベック号」と「海賊島ハチノス」

出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

111巻にも掲載された「尾田っちが答える10問10答!!」において、「黒ひげ海賊団」の海賊船の名前「サーベル・オブ・ジーベック号」についての質問がありました。その名前はロックス・D・ジーベックと関連があるのでしょうか?と。

その答えは「偶然かもしれませんし、偶然じゃないかもしれません」というもの。偶然じゃない事が今回でハッキリしたと思われます。

ティーチはロックスの名前は受け継いではいないが、海賊船の名前にジーベックと名付けている。これこそがティーチの意思表示と言えるのかもしれません。父親の名前を受け継いではいるのです。

センゴクによると「船長はロックスとしか呼ばれていなかった」という話(第957話)。ジーベックの名前をロックスと結びつけるのは困難ではないかな。ジーベックとは帆船の名前でもあります、

この海賊船の名前ジーベックと、海賊島ハチノスの元締めになっている事がティーチとロックスを結びつける伏線になっていたんですよね!

果たしてこれだけなのだろうか?

黒ひげはロックスの意志を受け継ぐ

ロックスの野望は「世界の王」というものでした(第957話)。まるでテロ組織のように世界政府に牙をむき、政府にもみ消された事件を多く起こしていたという話です。

ワンピース 第1107話 オーガー「世界」
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

サターン聖から「貴様らの本当の狙いは何だ?」と問われたオーガーが「世界」と答えています(第1107話)。これはロックスの野望であった「世界の王」と通じるものがあるのかも。

ティーチが海賊島を一つの国家、世界政府に所属する国にしたいという夢もです。これもまた「世界の王」になる為の足掛かりとして考えているのかもしれません。

そう考えるとティーチはロックスの意志を受け継いでいると言えそうです!

ティーチがインペルダウンで仲間にした「LEVEL6」の死刑囚というのは、世間からその存在をもみ消された程の世界最悪の犯罪者達という話でしたね(第576話)。ティーチなりに「ロックス海賊団」を踏襲するのに選んだ仲間達だったのかもね。

ゴッドバレー事件の再来

ワンピース 第957話 ガープとロジャーが手を組み「ロックス海賊団」を打ち破った事件が「ゴッドバレー事件」
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

ゴッドバレー事件というのは、ガープとロジャーが手を組んで「ロックス海賊団」を打ち破った事件であります。海兵のガープと海賊のロジャーが手を組んだのです。

ティーチがロックスの息子であると判明した事で、これから38年前のゴッドバレー事件の再来と呼べる出来事が起こる可能性がさらに高まったと言えそうです。

ロジャーの意志を継いで‟海賊王”になるだろうルフィ。そしてガープの意志を継ぐ者だろうコビー。この2人が手を組み、ロックスの息子である‟黒ひげ”マーシャル・D・ティーチを打ち破る!

この未来が見えて来ますよね!!

ここにシャンクスとバギーの2人の四皇も関係して来るのかもね。シャンクスがゴッドバレー事件に関係しているのは確定ですが、バギーもまた関係している可能性があるのです。

面白くなって来そう!!

ルフィ革命軍ドラゴンの息子
ティーチロックスの息子
シャンクス五老星ガーリング聖の息子
バギー????

現四皇がそれぞれ大物の血筋を引いているのだとすれば、バギーの血筋が大きくクローズアップされる事になります。彼もまた大きな秘密があるのかもね?

まとめ

数々の伏線が張られていたとは言え、ロックス・D・ジーベックが‟黒ひげ“ティーチの父親だと判明したのは驚きでしたね!これでさらに物語は白熱して行くでしょうね!

まとめ
  • ロックスは‟黒ひげ”の父
  • ティーチは血筋も特別
  • 黒ひげの母と妹(マーシャルを名乗る理由)
  • 「サーベル・オブ・ジーベック号」と「海賊島ハチノス」の伏線
  • 黒ひげはロックスの意志を受け継ぐ
  • ゴッドバレー事件の再来

ありがとうございました!!

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