この記事では、週刊少年ジャンプ2025年33号に掲載された「悪祓士のキヨシくん」の第52話「ロトの真価」の感想と考察を書いて行こうと思います!
前回の振り返りは下の記事になります!
死んだと思われたサカキさんだったが幽田の決死の蘇生術で目を覚ます。まだやれる事はある。悪魔の狂想曲を止める為に走るサカキさん。一方で明日喰ロトとの最終決戦に挑むキヨシ。その左拳がロトのアーマーを砕く!
ロトの右腕
キヨシの「月掌(ハデス)撃砕(ジョルト)」がロトの右腕に装備されていたガントレット(籠手)とポルドロン(肩当)を粉砕!その右腕が露になります。
注目は動物(おそらく山羊?)の頭骨をあしらっていたポルドロンの下です。胸の辺りに渦巻のような模様が浮かび上がっています。キヨシの背中の刺青にもあるヤツですね。
さらに黒く染まったロトの右腕の周囲には禍々しい渦が巻いているんですね。「ONE PIECE」の悪魔の実の周囲、あるいはその果実を食べた場合に出て来る効果と同じものです。
出典:悪祓士のキヨシくん|臼井彰一|集英社
キヨシはすぐにその危険性を察知します!
気圧されてはいけないとキヨシは一気呵成に攻め立てる。一方のロトはその右腕を使って執拗にキヨシの手を掴もうとして来ます。何かあるんでしょうね。一度は掴むのに成功しますがキヨシが払いのける。
ロトの真価
ロトが右腕でマントを広げると、そこには大量のドクロが浮かび上がります。そして「真実の愛でぶつからんとな」「お色直しの時間だ」と言うと、その体やマントから無数の黒い筋が立ち上がる!
ついにロトがその真価を見せます!
出典:悪祓士のキヨシくん|臼井彰一|集英社
その髪はさらに逆立ち、目からは上下に模様が浮かび上がる。そして右の肩から手の甲にかけて「星」「逆十字」「ドクロ」「魔法陣」といった模様が出ております。なかなかカッコイイ!!
あと、幽田の亜門術に近いものを感じるんですよね…
出典:悪祓士のキヨシくん|臼井彰一|集英社幽田が身にまとう冥界の力
幽田は悪魔に魂を売って力を得ています。その亜門術というのと、今回のロトが発揮した真価というのは根っこの部分でつながりがあるのでしょうか? 少し気になるんです。
何百年ぶりかの解放らしく、身体が追いつくだろうかと言うロト。それでも上機嫌です。そのスピードは今までとは桁違いでキヨシはついて行けません。しかし精神面は今まで通りのキモさです(笑
もちろんスピードだけではなくパワーの面でもアップしており、「畜拳弾(ミノタウロス)」という右腕を巨大化させた拳はキヨシを大きく吹き飛ばします。圧倒的なスピードとパワー!
キヨシも反撃していますが効いているとは言い難い。
どうするんだキヨシ!!!
キヨシの真価
ロトが真価を見せた今、キヨシの方もその真価を発揮しなければ勝ち目はない。こういう流れになっています。ちゃんとあるんです。温泉修行でまだ見せていないものが。
よって、このピンチにサカキさんが来るというのは僕の頭の中にはありません。ロトを祓うのはキヨシ単独で成し遂げて欲しいんです。
では温泉修行でまだ見せていないものとは何か。
それはサカキさんとの7日間の修行中のヒトコマです。
出典:悪祓士のキヨシくん|臼井彰一|集英社
7日目において、ついに何らかの境地に達していた描写があったんですよね。サカキさんが「ココまでやれるようになるとは…」と言っていただけで詳細は不明なんですけどね。サカキさんでも敵わない領域に達している可能性がある。
これをキヨシが発揮するんだと思うんです。
それで祓えるのかどうか…
サカキさんが助っ人に来てくれるとは考えていませんが、今からしようとしている事がキヨシにとって何らかの助けになる可能性はあります。サカキさんは悪魔の狂想曲を止める為に走ってますからね。
どうなるんでしょう。
まとめ
次回はキヨシが真価を見せるターンになると思うんです。まだコッチもここからだぜ、みたいな。あとはロトが精神攻撃をして来ない事ですね。「流死原(るしはら)」の名前を出して来るのかどうか。
この戦いの中で「流死原」についても少し出て来て欲しいんですよ。次の章に繋がるだろう重要なワードになるだろうと予想するからです。ちょいと過去編を挟んでも面白そうだよ!
- ロトのポルドロンの下には渦巻の模様
- アーマーは防御の為というより力の封印の為か
- ロトの右腕に危険性を感じるキヨシ
- 真価を見せたロトの圧倒的スピード&パワー
- 幽田の亜門術との関連
- 「畜拳弾(ミノタウロス)」で巨大化する右腕
- 温泉修行でまだ見せていないキヨシの真価
次回が楽しみですね!!
ありがとうございました!!
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