【ワンピース】屈強な巨人の船大工集団「大槌戦団(ガレイラ)」の情報・謎まとめ

ワンピース 第1154話 大槌戦団(ガレイラ) ワンピース

この記事では、週刊少年ジャンプに連載中の「ONE PIECE」に登場する「大槌戦団(ガレイラ)」に関する情報と考察をまとめたいと思います。エルバフに伝わる「ガレイラ」とは一体何であり、今はどうなっているのか。

「ガレイラ(Galera)とは

ポルトガル語やスペイン語で「ガレー船」を意味する言葉。「ガレー船」とは、主に人力でオール(櫂)を漕いで進む軍船のことです。

大槌戦団(ガレイラ)とは

ワンピース 第1154話 ガレイラについて話すヤルルとハラルド
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

その存在が登場するのは第1154話‟死ねもしねェ”のヒトコマで、ヤルルとハラルドの会話の中での事でした。56年前に聖地に侵入したハラルドの話を聞いたヤルルが持ち出したのです。

そこで出て来た情報をまとめますと。

屈強な巨人の船大工集団
ハンマーを持った戦士達
古代巨人族を含む100人を超える戦士達
ハラルドは「神話か何かだろう?」と言うが実在した
遠く船出した出先から「我々は全員捕まった」という旨の手紙をエルバフに送っていた
世界政府に捕まった?
ヤルルが風の噂で聞いた‟巨人の軍団”がどこかに氷づけにされていた話との関連

エルバフに存在した「ガレイラ」には過去に大いなる‟敵”がいたのは間違いなく、それが世界政府だとすればハラルドは捕まるだけでは済まなかったのかもしれない。そうヤルルは言いたかったのです。

ガレイラが捕まったのは‟空白の100年”

ガレイラからの手紙は残っているものの、「そこらの歴史はある日深く海に沈んでしまった」とヤルルは話しています。この言葉が示すのは‟空白の100年”に違いなさそう。

この世界は‟空白の100年”に一度海に沈んでいます。

ワンピース 第1115話 200mの海面上昇について語るDr.ベガパンク
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

‟空白の100年”の間で世界は200mも海面が上昇しており、それならば100年分もの歴史が世界の記憶から消えているのも腑に落ちるとDr.ベガパンクが語っていたのです。

すなわち「ガレイラ」が捕まったのは‟空白の100年”の出来事だと考えられます。

‟空白の100年”において「ガレイラ」には大いなる‟敵”が存在し、それは古代巨人族を含む屈強な100人を超える戦士達を捕まえるだけの力を持っていた。

ガレイラを捕まえたのは世界政府

ワンピース 第660話 パンクハザードの凍った人達がいる場所
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

世界政府の研究施設パンクハザードの研究所には、何人もの巨人が氷づけにされている冷凍室がありました。囚人服らしきものを着ている者、ひときわ巨大な者も混じっていましたね。

これこそがヤルルが風の噂で聞いた「‟巨人の軍団”がどこかに氷づけにされていた」という話の出所だと考えられます。これを実際に見た者の話が回りまわってヤルルの耳に届いていたのでしょう。

「パンクハザード」という名前ですが、Dr.ベガパンクが生まれる遥か昔から研究所は存在し、そこに巨人は氷づけにされて来たのでしょう。

この氷づけの巨人が「ガレイラ」の戦士達だとすれば、彼らを捕まえたのは世界政府(その前身の20の王国の連合軍)であると結論付ける事が可能になります。ひときわ巨大なのは古代巨人族の血を引く者なのでしょう。

パンクハザードの氷づけの巨人

どうして世界政府は捕まえた「ガレイラ」の戦士達を処刑してしまわず、氷づけにしているのか。ここが大きな疑問の1つになっています。なぜ消し去ってしまわないのか。

利用価値があるから?

もしも不都合な存在だったなら歴史と共に消し去ってしまえば良いのです。そうしないという事は世界政府にとっても利用価値があるからだと考えられるのです。

ワンピース 第668話 世界政府による‟人の巨大化”の研究
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

1つは世界政府が何百年も前から推進していると言われる‟人の巨大化”の研究ですね。「ガレイラ」には古代巨人族(オーズ)の血を引く者も含まれていますから、それを研究材料として使う為に氷づけにしているのかも。

これ以外にも世界政府にとって利用価値があるのかどうか。

氷づけにされているのは古代巨人族だけではありません

もしも生きたまま氷づけにしているのなら、溶かせば蘇生する可能性があります。生きたまま冷凍保存しているのかもしれないのです。

世界政府もいざという時に溶かして何かに利用する目的で氷づけにしている可能性があるんです。考えられるのは船大工集団としての利用価値。これがあるから古代巨人族だけではなく全ての巨人を氷づけにしたまま保存しているのかも。

これは重要な視点になります。

氷づけにされた「ガレイラ」は、ルフィ達にとっても世界政府にとっても必要とする集団なのかもしれないのです。ルフィ達だけに利用価値があるのなら、世界政府が氷づけにしておく理由がないからです!

ガレーラカンパニーとの関係

ワンピース 第327話 ガレーラカンパニー
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

アイスバーグさんが7年前に発足させた「ガレーラカンパニー」との関係性が指摘されます。その命名の裏に「ガレイラ」の存在があったのかどうか。「ガレーラカンパニー」は造船会社ですからね、何かありそう。

ウォータセブン(造船島)と言えば古代兵器プルトンが造られた場所です。そして、その設計図がこの島の船大工に代々受け継がれて来ていました。アイスバーグさんもトムさんから受け継いでいたのです。

古代兵器プルトンが造られたのは遥か昔であり、‟空白の100年”よりずっと以前の話かもしれません。それでも「ガレイラ」が古代兵器プルトンの造船に関わっているならば、設計図と共に何らかの伝説が伝わっていてもおかしくない。

古代兵器プルトンの船体が宝樹アダムで造られていると考えれば一気にエルバフとの関係性が浮き上がって来るのだが…!?

例えば設計図を一時預かっていたアイスバーグが何かを伝え聞いており、造船会社の名前に「ガレイラ」を冠して「ガレーラカンパニー」とつけていたとしても不思議ではありません。

現在 古代兵器プルトンはワノ国の地下深くに封印されています。解放してすぐに船として動かす事ができるのだろうか。整備が必要ならば、「ガレイラ」の船大工に担ってもらわなくてはならないのかも?

もしも世界政府が古代兵器プルトンを奪うつもりでいるのなら、その整備の為に「ガレイラ」を氷づけにして保存しているとも考えられるだろうか…。

我らに突き通せぬもの

ワンピース 第129話 我らに突き通せぬものは“血に染まるヘビ”のみよ
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

ドリー&ブロギーが「我らに突き通せぬもの」として「‟血に染まるヘビ”」の名を挙げていました。第1153話でハラルドが‟赤い土の大陸(レッドライン)”の事を「‟血の蛇”」と称していますから、ドリー&ブロギーが言っていたのも‟レッドライン”です。

ドリー&ブロギーが言っているのは、我らの最強の槍(=覇国)をもってしても‟レッドライン”は突き通す事ができないという意味になりそうです。

島一つを跡形もなく消し飛ばすと言われる古代兵器プルトンならば、‟レッドライン”の一ヶ所を消し飛ばす事で穴を突き通せるのかもしれません。

ドリー&ブロギーの言葉は、逆の意味で古代兵器プルトンの存在を示唆するものとなっているのです。彼らはなぜそんな言葉を知っているのか。ここに「ガレイラ」が関わるのかどうか。

約束の船ノア

ワンピース 第648話 海王類「直すにはあの一族の力がひつようだが」
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

海王類が引く為に造られたという約束の船ノア。ルフィがボロボロにしてしまった時、「直すにはあの一族の力が必要だが── 時代が変わった」と話していました。

ネプチューンによると、今となっては造船技術も謎という話でしたから、このノアの造船に「ガレイラ」が関わっていた可能性もありそうです。それならば直すには「ガレイラ」の力が必要だがという意味になりますね。

パンクハザードで冷凍されている「ガレイラ」の船大工が復活すれば、ノアを直す事ができるのかもしれません。しかし、世界政府の側に何のメリットがあるのかが分からなくなります。

まとめ

ここまでが「ガレイラ」について判明している情報と、それにともなって出ている謎になります。まだまだ分からない事が多い「ガレイラ」ですが、パンクハザードの巨人が復活する時に役割が明らかになりそうです。

更に新たな情報が出て来た場合には追記して行きます!

ありがとうございました!!

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