この記事では、週刊少年ジャンプで連載中の「魔男のイチ」に登場するキャラクターをまとめます。どのキャラクターもとっても魅力的ですよね!
これらの情報をまとめます。
ただし、情報解禁は連載中の最新話までとなります。。コミックス派の方にとってはネタバレ情報が含まれますので、読む際にはくれぐれもお気をつけくださいね。
コミックス未収録の情報が出るので注意!
では、さっそく見ていきましょう!
魔男
この世界において「男が」魔法を扱うのは不可能とされているが、男しか突破できない「試練」をイチがクリアした事で出現した【男の魔女】。
作中では「恐らく世界初の」(第1狩)とされており、イチ以外にも魔男が存在した可能性はゼロではなさそう。存在したとすれば何の魔法を習得していたのか。
イチ
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
本作の主人公。6歳の時、一本の小刀と少しの食料を与えられドルイド山に捨てられた過去を持つ。第1狩で「流れ者の俺」とあるので出身地は不明。“狩人”としての資質を持つ少年。
- 身長165㎝
- 体重60kg
- 体脂肪率11%
狩りにおいて大切にするのは「死対死」のルール。
狩りは殺戮ではないとするイチの考え方。相手が人に危害を加える、またはイチ自身に殺意を向けた時に成立。成立すれば相手を狩ってもよい。
しかし「食」をともなう殺生に関しては、殺意を向けられなくても狩る事が許される様子。
男なので魔力を持っていなかったが、ウロロ(学名:超越特化魔法)を習得した事で持てるようになった。さらに登録済みのあらゆる魔法を、修練なしに呪文を唱えるだけで、しかも最大出力で使用する事ができる。
魔法との相性や力量など差はあれど魔法狩りには早くて1週間、場合によっては1年や2年… 10年かかる事がある。それをイチは2週間で3体。それだけイチの魔法習得スピードは異常。
それは狩猟知識からくる従来の魔法狩りとは違った視点や行動によるもの。まさしく革新的だとシラベドンナは分析している。
マンチネル魔女協会公認の魔女として承認され、クムギと共に反人類魔法専門部隊デスカラス班に所属。しかし、イチの存在を世界に公表するかどうかで協会内の意見が2つに割れる。
魔法習得数は現在3。
イチが習得した魔法
イチが唱えた呪文
“貫穿”
第1狩で初めて唱える。ウロロの「超越特化魔法」の効果により山肌を大きく削ってしまう。その後イチは3日寝込む。
“再生”
第2狩で唱えた回復の魔法の呪文。“貫穿”で削れた山肌を戻すつもりが、ウロロ特化であった為に巨大な森を出現させてしまう。3日寝込む。
“雷狐”
第5狩にてマンチネル魔女協会の「習得魔法登録室」で唱えた呪文。「雷による発火」の魔法。教えられた的ではなく、殺気を感じた天井に向かって撃った。ウロロを発動していなかったので寝込む事はなかった。
“氷鮫”
第16狩にて「神の魔法」および轢変進軍(ランスマン)に向けて唱えた呪文。ウロロ特化により、巨大な氷鮫(何体もの氷の鮫の集合体)が出現。相手に激突させ凍らせるのに成功するが…。
魔女
マンチネル魔女協会において一握りだけの存在であり、魔法のスペシャリストとされる者。それが魔女であり、各地に赴き魔法を狩る。はるか昔、「水滴の魔法」を習得した女性が最初の魔女とされる。
デスカラス
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
「深淵の魔女」の異名を持つマンチネル魔女協会に所属する魔女。現代最強の魔女と呼ばれている(ウロロも呼んでいる)。自称「完全無欠の超絶美人魔女」。初登場は第1狩。
トゲアイスと同じくマンチネル魔女協会史上最年少11歳で魔女の称号を得た天才。性格は奔放で、あらゆる面において自信に満ちあふれている。
習得魔法数は不明。
デスカラスが唱えた呪文
“貫穿”
第1狩でウロロの心臓に向けて使用するも、女では傷つける事ができないルールにより効果なし。
“熟睡”
第7狩でクリシーに対して使用。熟睡させる効果があり、氷漬けにされた村の人々をクリシーが見てしまうのを阻止した。
“造形”
第10狩で、イチがさばく氷鮫を盛り付ける為の「氷舟」を生成するのに使用。
“破裂”
第17狩にて「神の魔法」に対して使用。相手に突き刺したものを破裂させる魔法だと思われる。
“撃堕”
第18狩で“轢変進軍”に使用。斬り刻んだ上で撃ち堕とした。
“撃突”
第18狩で「神の魔法」に対して使用。真っ二つに斬った上で地面に叩きつけた。
“告解”
第18狩で「神の魔法」に使用。全てを語らせる魔法。
“発火”
第19狩で使用。キノコごと「神の魔法」を燃やした。
‟籠亀”
第24狩で使用。ゴクラクを籠に閉じ込めるも破壊された。
‟象鐘”
第24狩で使用。ゴクラクを閉じ込めるも地面を伝って逃げられた。
マネーゴールド
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
「黄金の魔女」の異名を持つ魔女。現在のマンチネル魔女協会の協会長であり、その座をトゲアイスに譲りたいと思っている。初登場は第1狩。
キルコスという名の秘書がいる。
まつ毛の先に玉がついている。1巻に収録される設定資料には、帽子と足元を液体金属でおおっており、ストール風にして肩にただよわせている。
まだ魔法を使ったシーンはない。
クムギ
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
マンチネル魔女協会の魔女候補生であり「魔女研」(魔女及び魔法研究学部)の研究員。シラベドンナの事を師匠(シラベ師匠)と呼んでいる。初登場は第4狩。
そもそも攻撃魔法の適性が低く、地味でまじめな作業魔法専門。ゆえに最前線に出たくなくて室内で延々研究している部署に入ったらしい。
しかしながらシラベドンナの指示で、イチのそばで行動を観測・記録する為にデスカラス班(反人類魔法専門部隊)に入る事となり恐怖している。
幼少期の経験から自分に自信が持てないでいたところ、イチから凄いとほめられ、「いい奴だ」と言われて照れていた。
クムギが唱えた呪文
“純水”
第7狩でイチの為に飲み水を出した。
“多筆”
イチvs神の魔法で拾える情報を全て書き留める為に唱えた呪文(第17狩)
シラベドンナ
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
「追究の魔女」の異名を持つマンチネル魔女協会に所属する魔女。「魔女部」(魔女及び魔法研究学部)の統括責任者でもある。クムギが師匠と呼ぶ。初登場は第5狩。
珍しい被検体… 研究対象に対してはタガが外れてしまい、イチに対して異常とも言える興味を示した。またイチが男であると確認する為「ち〇ち〇を見せろ!」と言ってしまう。
履いている靴の厚底部分が透けており、中の液体(?)に目玉が浮いている。ギョロギョロしており、シラベドンナの目と同期している。(1巻の設定資料より)
決して分析を間違えず、彼女が「正しい」とした事は森羅万象「正しい」。それをマンチネル魔女協会内の魔女も認めており、イチを公認の魔女と承認したのは彼女である。
シラベドンナが唱えた呪文
“分析”
第5狩で初対面のイチにいきなり唱えた。相手の身長・体重などを量った。
チクトゲ・トゲアイス
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
「銀雪の魔女」の異名を持つマンチネル魔女協会に所属する魔女。氷魔法のスペシャリストで、デスカラス班と同じくマンチネル魔女協会史上最年少11歳で魔女の称号を得た天才。手にはアイスピック。
初登場は第5狩と考えられ、マンチネル魔女協会にやってきたイチを天井から鏡を通して見ていた魔女の1人がトゲアイスではないか。
イチが魔女になる事には同意したが、まだ全面的に信用したわけではない。魔男のイチの存在を全世界に公表するのに強硬に反対し、イチと勝負をする事となる。
いたって真面目な性格であり、隊員には「常に規則正しく美しく」と教えている。トゲアイスの指導は厳しいが、受ければ必ず成長できるので生徒たちにも人気。
ただし極度の方向音痴である。
魔法習得数は17(菌茸の魔法習得により+1)。
トゲアイスが唱えた呪文
“氷結”
第11狩で唱えた。巨大な氷柱が多数出現。
“吹雪”
第12狩で使用。竜巻を発生させイチを自らの下に運んだ。
“氷龍”
第13狩で使用。鏡から巨大な空を飛ぶ氷の龍を出現させる。龍は吹雪を吐いて凍らせる。
“凍死”
第14狩で肩に生えたキノコに使用。キノコを凍らせた上で消し飛ばした。
“雪蚯蚓”
第14狩で使用。地面から口のある巨大なミミズ(蚯蚓)を呼び出す。呑み込んだもの全てを一瞬で凍らせる。
“望遠”
第15狩でメガネに使用。遠い結界の中の様子を見た。
“菌茸”
第19狩で「神の魔法」に使用。
ジキシローネ
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
「予言の魔女」。ピエロのような格好をしており、トランプの4つのスートが描かれた帽子をかぶっている。瞳孔が変な形になっている。マンチネル魔女協会に所属していると言えるのかは不明。
初登場は第20狩。マンチネル魔女協会の一室、イチとデスが“鏡わたり”した向こう側で待ち受けていた。
ジキシローネはもともと10年間寝たきりだったが、ある日「予言の魔法」に体を乗っ取られる形で「予言の魔女」として目覚めた。まるで別人になっていたそう。
喋っているのはジキシローネ本人ではなく「予言の魔法」である。
キルコス
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
マネーゴールドの秘書。働きづめで休みたっがている。初登場は第11狩。
魔法
この世界において魔法とは生き物。様々な「試練」を課し、それをクリアする事で習得する事ができる。試練を突破すると魔法は「魔法石」に姿を変え、そこには呪文が書かれている。
現在確認されているのは3185種類。そのうち402種類が習得済み。今この瞬間も世界中で様々な魔法が生まれている。魔法の歴史は人類より古い。
魔法には人類に対して危害を及ぼす「反人類魔法」が存在する。しかし人類に対して友好的な魔法も多く存在する。
ウロロ
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
学名「超越特化魔法」で通称【王の魔法(キング・ウロロ)】。反人類魔法。習得する為の試練は「この心臓をとめること」。ただし女では心臓に傷一つ付けられないというルールがある。それにより数千年もの間魔女に習得されずにこれた。
「超越特化魔法」とは魔法の効果を特化する魔法。どんな魔法でもその最大出力を引き出せる(バフ効果)。これが「ウロロ特化」である。
しかも呪文さえ正確に発音できれば修練もなしにどんな魔法でも使えるようになれる。
デメリットは、一発放っただけで3日は寝込んでしまう事。
ドルイド山の山頂付近にいるところをイチが発見。「死対死」が成立すれば狩りたい。これが第1狩でイチが「やりたいことが残ってる」と言っていた理由である。初登場は第1狩。
男であるイチが小刀を心臓に突き立てられ習得される。ウロロは例外であり、習得されても魔法石は出現しなかった。
魔法達(ウロロからすれば同胞)が魔女に狩られるのを見てきた為、魔女に対して大きな恨みを持つ十と言う。ただし本性は自分の事だけしか考えておらず、それをイチに見抜かれている。
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
習得された後はイチの体に宿っており、小さな鳥型の影として出現。ウロロとしての意思は保っている。イチとケンカをする時もあるが、魔法は持ち主に危害は与えられず、ほぼ気体のようなものなので、お互いにペチペチしてるだけである。
雷狐(らいこ)
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
反人類魔法で「雷による発火」の魔法。試練は「電撃を一度も食らわず“首玉”を奪う」。バロッケン山にいた。狐の習性を持つ。初登場は第3狩。
この世に出現して2週間。反人類魔法として頭角を現すし、いずれ雷魔法の頂点に立つつもりだった。イチとは名乗りあう事もなく罠にかけられた上で狩られてしまう。
魔法石に書かれていた真名は「イナヅリ(雷狐)」。
氷鮫(ひさめ)
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
反人類魔法で氷漬けにする魔法。試練は「氷鮫を美しく飾り立てること」であり、美的センスが試される。ただし氷鮫が「ファビュラスでファッショナブルでマーベラス」だと思わなければクリアとならない。
メイクとネイルをして女性らしい言葉づかいだが、「髭伸びちゃう」と言っているのでオスだと思われる。初登場は第8狩 サザンウッドのジョズ村。
イチが「豪華 氷鮫の舟盛」で飾り立てる事で試練を突破。見事に氷鮫の魔法石を手にした。そこに書かれている氷鮫の真名は「ウルワシ」。
菌茸(きんだけ)
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
本人は自覚がないが反人類魔法。キノコを繁殖させまくる魔法。体長およそ15センチ。試練は、尻尾のような「管」を切って収穫する事。初登場は第11狩。
自意識過剰で、人間はキノコを神と崇め奉っていると思っていた。
イチ達が仕掛けた罠にかかり、習得寸前まで行くものの、最終的にトゲアイスが凍らせて習得。
真名は「マッキルベイン」と判明(第19狩)。
「神の魔法」
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
反人類魔法。魔女協会が長年追い続ける最大の敵。ウロロの「王の魔法」に対して世界を削り変える「神の魔法」と呼ばれる。ついた通り名は「反世界の魔法」。初登場は第12狩。
その魔法の姿形も能力も習得方法も全てが不明。イチには「死の塊」に見えたと言い、その背後にガイコツが浮かんで描かれていた。
前回出現したのは15年前、何の前触れもなく街二つと周辺5㎞の山々を一瞬にして変滅させたらしい。
「神の魔法」の出現によりマリーゴールドは「コード00」「最大級魔法警報」を発令した。
ウロロとは知り合いで、一番会いたくない奴だそう。ウロロも恐れており、「一秒たりとも傍にいたくないバケモン魔法」と言う。
第16狩でイチの「魔男」の言葉に反応している描写がある。イチ以前の魔男(男の魔女)の存在を知っているのかも?
「神の魔法」が唱えた呪文
“轢変進軍”
第16狩で使用。ミイラのような姿をし、背中には天使のような羽がある者達を多数出現させた。そして顔は口から上が沢山の羽でおおわれており、手には手錠がかけられている。
横一列に並んで進行し、通った場所は変滅していく。
予言の魔法
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
動けない人間に無理やり自分を習得させて体を乗っ取り操る。今はジキシローネの体を乗っ取り、「予言の魔女」として存在している。
本人は反人類魔法ではないと言うが、デスカラスは懐疑的。
マンチネル魔女協会と予言を共有するタイミングを一任してもらう代わりに、人類友好魔法でいてあげるという約束を交わしている。
「お前ら魔女どもに予言を共有してやっているだけでも ありがたいと思って欲しいなぁ」と挑発的な発言をデスカラスにしている。
檻蜘蛛
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
反人類魔法。南方バクガミ鉱山に生息していた魔法。被害者数はおよそ3名。強固な糸で檻を作り、閉じ込めた獲物を喰らう。初登場は第23狩。
習得条件は「檻を破壊し中にいる私の角を折る」。
ゴクラクに一方的に痛めつけられていたところを、横からイチが‟雷狐(イナヅリ)”をかけた小刀で角を折って習得した。
その他
クリシー
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
サザンウッドのジョズ村の少女。氷鮫の出した鮫に追いかけられていたところをイチに助けられた。
両親は凍らされていたが、氷鮫の討伐後に再開。
ミナカタ
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
イチが海沿いの山の中で出会った旅の漁師。東の小さな島国出身で世界中の魚を獲って記録している。大男。イチとの初対面は大魚の中から出てくるというものだった。初登場は第10狩。
イチは彼から魚の種類・獲り方・捌き方・大魚を願う舞を教わった。中でも「美しく飾ることで魚に感謝と敬意を表した特別な料理」を教わってい事が氷鮫の習得につながった。
ミナカタは魚だけではなく、イチにキノコの対する正しい知識も教えていた事が判明しています。
ゴクラク
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
南方バクガミ鉱山でイチ達がであった男。初登場は第23狩。
青毛に高身長、手足に謎の装甲をした人物として知られている。魔女協会認定危険人物であり、魔法に挑んで完膚なきまでに叩きのめした後で習得せずに去っていく。
通称【苛虐のゴクラク】
男であり、習得できないのに執拗に魔法を痛めつける。「檻蜘蛛」がそれを何度も説明するが話を聞こうともしない。
第24狩で「対魔法用改造人間」と判明!
ゴクラクの技
‟指打ち”
第23狩で「檻蜘蛛」に対して出した技。指輪にキスをした後「適合10%」と唱えた。
‟前蹴”
第24狩で「籠亀」に対して使用した技。膝当てのキスをした後「適合20%」と唱えた。
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