この記事では、週刊少年ジャンプ2025年11号に掲載された「ONE PIECE」の第1139話「‟山喰らい”」の感想と考察を書いて行こうと思います!
前回の振り返りは下の記事です!
先週はシャンクスとシャムロックが双子だった事実が明かされましたが、それがちっぽけな事だと思ってしまうようなドデカイ話が出ましたね!ラストの見開きは衝撃でした!
今週は今週でスゴイっすよ!
目次
Vol.25「反抗的な2人の連行」
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
まずはヤマトの表紙連載からです!
フーズ・フーの前に連行されて来た「反抗的な2人」。これは見覚えのあるシルエットです。右が姉の「うるティ」で、左がその弟の「ページワン」でしょうね!
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社百獣海賊団‟飛び六胞”の3人
フーズ・フーが2人を仲間に誘ってるんでしょうか。おれの下につけ、みたいな。それを反抗的な態度で断っているのかもね。
ここにヤマトが出て来るんでしょうね。
その刀を返せーーー!と。
- シルエットはうるティとページワン?
王の間に残る魔法陣
アウルスト城の中を探せど探せど見つからない鍵。2人の門番も知らなかった様子です。厳重に隠されて来ているんですね。隠し場所を知っているとすればヤルルか数名の長老達かな?と。
ただし聞いたところで教えてくれるワケがない。ロキを逃がすなんて‟大犯罪”でござる。それを今からルフィがしようとしているんです。ロードも共犯ですよ! 笑
ふと何かを見つけたナミ。皆んなを呼びます。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
レッドカーペットが敷かれた先は「王の間」。ただし、これまでよりもさらに破壊の跡が著しい。ここでロキとハラルド王が激しい戦闘を繰り広げたんでしょうね。もうボロボロです。
中央の玉座の左上、まるで獣が引っ搔いたような傷がついていますね。そんな獣がいるとすれば、巨人族を遥かに超える巨体になります。それは玉座の大きさと比べればわかりますよね。
そうだとすれば「冥界」の猛獣達よりデカいです。
ハラルド王かロキのどちらかが‟動物系”の能力者であり、あれは巨人族サイズの動物になってつけた引っ掻き傷って事になるでしょうか。
どちらかと言えばハラルド王でしょうか?
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社ロキはハラルド王を殺害後に‟伝説の悪魔の実”を食べたとされている
まだハラルド王と争っている時点でロキは能力者ではなかった可能性があります。それにしても植物の浸食が早いですね。至る所に根が張り枝を伸ばしています。
そして注目は床の‟魔法陣”です!
まるで「ナスカの地上絵」のごとく、上から見下ろさなければそれが魔法陣であるとはわからない。ロードがいてくれたからわかったって感じですよね。それだけ魔法陣は巨大。
その魔法陣から出現したのがシャムロックと軍子。2人を移動させるのに、ここまで巨大である必要はありません。この大きさで決まっているんでしょうね。いや、エッグヘッドの時はもっとデカかったかな(笑
王の間の天井が抜けているのは、魔法陣が出現する際にドン!!と黒い稲妻が落ちた時のものでしょうか(第1134話)。あるいはロキとハラルド王の戦闘で抜けた可能性もあるのかな?
ここはまだハッキリしませんけれど。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集もう一人呼べ…
この魔法陣からもう1人、これから神の騎士団がやって来る!
少し疑問があるんですけど、
もしもルフィ達があの魔法陣の上に立てば勝手にワープしちゃうんですかね?あるいは「移動させて下さい」と誰か(イムor五老星)に頼まなければ何も起こらない?
この魔法陣で帰って行くんでしょうけどね。
- 王の間の傷は動物系の能力者による?
- 魔法陣からもう1人がやって来る
エルバフ在住の‟ヤーさん”
魔法陣を不思議がっていると、どこからかルフィを呼ぶ声がします。それが前回 アウルスト城に向かって来ていた編笠の人物。その正体が判明です!
エルバフ在住
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
人間族(元海賊)
‟ヤーさん”
ここに来たのは「異様な覇気」を感じたから。シャムロック達の来訪に気づいていたんですね。ルフィ達が何かを感じる素振りはありませんでしたから、‟ヤーさん”の見聞色はかなり鋭いです!
しかも‟ヤーさん”が斧を投げたのは玉座からです。つまりルフィ達に気づかれずに背後から回り込んでいたって事になるんです。‟見聞殺し”(=覇気のコントロール)もできますよ!
この‟ヤーさん”こそが、コロンが言っていた‟人間族”で元海賊の父ちゃんです。なんとコロンが20歳で、リプリーは80歳になるんだそうです。これじゃ‟ヤーさん”だけが歳をとると思ってしまうのも仕方ありません。
ちなみにエルバフの戦士達の年齢は下になります。
ドリー ブロギー | 160歳 |
ハイルディン | 81歳 |
リプリー | 80歳 |
ゲルズ | 75歳 |
ロキ ゴールドバーグ ロード | 63歳 |
リプリーが「あたしら最後の戦士の世代」と話してました(第1134話)。その最後の世代にロキやロードも含まれていると思うんです。上の表の人物達までが最後の世代かな?と。
どうやら‟ヤーさん”は通称のようなもの。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社コーティング屋の‟レイさん”
シャボンディ諸島でレイリーが「コーティング屋の‟レイさん”」で通していたのと同じ。彼はエルバフにおいて‟ヤーさん”で通しているんですよね。理由は平穏に暮らしたいからかな。
それはそうなんだろうけど、
レイリーの‟レイさん”はわかる。
どうして‟ヤーさん”になるのかな?
これは彼の正体の方の異名から来ているのかもね!
‟山喰らい”だから‟ヤーさん”かも。
- ‟やまぐらい”だから‟ヤーさん”?
‟バッカニア族”は混血の種族
コロンは人間族と巨人族の混血になります。‟ヤーさん”によると「歴史上 混血の種族は多々存在する」との事。そこで4つの例を挙げてくれます。
バッカニア族 | 巨人族+??? |
ドスンダダ | ???+??? |
手足首長 | 手長族+足長族+蛇首族 |
魚巨人 | 魚人族+巨人族 |
‟ドスンダダ”については全く不明ですけど。あと2つはわかるんです。‟魚巨人”は登場していますしね。重要なのは‟バッカニア族”であります!巨人族と何かの種族の混血です。
人間族じゃないハズ!
‟バッカニア族”について振り返ります。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社かつて世界に対して大罪を犯した一族の末裔
五老星ジェイガルシア・サターン聖の上のセリフから推測するに、‟バッカニア族”は月の人と巨人族の混血ではないだろうか? 月の人というのはジョイボーイ達であり、その血を受け継いでいるのかも!
月の人は‟人間族”とは違うのではないかな。
- ‟バッカニア族”は月の人と巨人族の混血?
これが正しければ大変な事になりそう!
↑ この記事はもう考察好きなら要チェックですよ!!
‟山喰らい”スコッパー・ギャバン登場
‟海賊王の左腕”スコッパー・ギャバン!!
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
‟ヤーさん”の正体は元ロジャー海賊団の船員で‟海賊王の左腕”と呼ばれたスコッパー・ギャバンと判明しました!ここで伝説の海賊が登場です!燃えます!!
‟ゴールド”・ロジャーが「金」 |
‟シルバー”ズ・レイリーが「銀」 |
ス‟コッパー”・ギャバンが「銅」 |
この3人が特に突出して強かったみたいですね!
とにかく「ONE PIECE」のジジイは渋くてカッコいいんですよね。そして癖が強い。それもまたキャラが立ちまくってて良いんですよ。さすがっす!
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社世界の甲板から Vol.16「双子岬」
第631話の扉絵でクロッカスと酒を酌み交わしていた人物もギャバンで確定と考えて良さそうですよね!編笠を被っている事、そして服装も合致します。髪の色に関しては、尾田先生が監修せずに塗られていたのかも?
そして異名であります!
なんとギャバンの異名は‟山喰らい”だそうです。
ロジャーが‟不治の病”にかかって以降なら28年前より以降の話。ロジャーとギャバンが山奥の病院にいた時に海賊達に囲まれる。この時ギャバンが1人2本の斧だけで返り討ちにしたそう。
その戦いの跡には1本の木もねェ裸の山が残っていただけだったそうで。それが‟山喰らい”の異名の由来。ギャバンが山を食っちゃった。ジンベエによると有名な話なんですってね。
さぁ しかし、ロキを解放する鍵が欲しけりゃ奪ってみろと。そこはやはり海賊としての流儀でしょうか。ギャバンはルフィを試したいんでしょうね。
聞いていると、20年以上前からエルバフで暮らしているギャバンはロキを止められなかった。それを止めたのがシャンクス。ギャバンから鍵を奪えなくてどうする。こういう事なんですね。
どこかのタイミングで魔法陣に異変が起こりそう!
もう1人の侵入者が現れる!
ここでギャバンは鍵どころじゃなくなるのかな。「セイウチの学校(リプリーがいるかも?)」あるいは「子供(コロンがやばい?)」が狙われるって事を知って追いかける展開かも。
そして、その隙にルフィは鍵を奪って「冥界」へ。
こんな感じで予想しますが果たして!
- 魔法陣の異変で急展開か?
ギャバンのもう1つの顔
ギャバンにはもう1つの顔がありそう!
- ルイ・アーノート
- ヒノキズの男
どちらか、あるいはどちらも。
「探検が趣味」だと語っているギャバン。扉絵でクロッカスと酒を酌み交わしていたのが彼っぽい。そして、久々にワノ国を旅したいというセリフ。
探検家ルイ・アーノートはギャバンではないか?
そして所在不明の‟ロード歴史の本文”を持っていると言われる「ヒノキズの男」もまたギャバンって話なのかどうか。こちらも十分に可能性ありますよね!
どうなんでしょうか。
- ギャバンがルイ・アーノート?
- ギャバンがヒノキズの男?
ヒノキズの男に関しては記事を立ててますよ!
どうも違うような気がするなぁ…。
ここは新たな情報が出るか注目ですね!!!
まとめ
非常に続きが気になるところですが、次号は休載です。残念ですが仕方がありません。再開はWJ13号(2月25日発売)の予定になっています!
- 表紙連載のシルエットはうるティ&ページワン
- 王の間の爪痕は動物系の能力か
- 残されたままの魔法陣
- ‟ヤーさん”は‟山喰らい”から
- ルフィはギャバンから鍵を奪えるのか
- 侵入者の出現で動く
こんな感じですね!
他にもギャバンがルフィにロジャーを重ねたりだとかね、見どころ満載の回であります。また追加で記事を上げたいなぁと思っています!
ありがとうございました!
コメント