この記事では、「ONE PIECE」第1139話に登場した元ロジャー海賊団の船員スコッパー・ギャバンが ‟ヒノキズの男”なのかどうかを考察して行きたいと思います!
第1139話の感想と考察は上の記事になります!
それではギャバンが‟ヒノキズの男”なのかどうか。僕としての考えを書いてみようと思います。どんな考えが主流なのかわかりませんけれど…(笑
ギャバンは‟ヒノキズの男”ではない
現時点で僕は、ギャバンが‟ヒノキズの男”である可能性は低いと考えています。その男はギャバン以外の人物であり、エルバフではない場所にいると考えています。
その理由について大きく3点!
もちろん、これらをもってギャバンが‟ヒノキズの男”ではないとするには根拠として弱いんです。別にそうであってもギャバンが‟ヒノキズの男”であっても構わない。
その辺も含めて書いて行こうかと思います!
‟ヒノキズ”が「火ノ傷」とは限らない
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
ギャバンには口元からこめかみ、そして額にかけて大きな傷跡があるんですよね。まるで燃え上がる炎のような形をしています。ここがやはり‟ヒノキズの男”っぽさを醸し出す。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社‟火ノ傷”の男
まず最初にキッドが口にしたのが「‟火ノ傷”の男」というものだったんですよね(第1056話)。ギャバンの傷はまさに‟火”の形をしているんです。合致しますもんね!
しかし、後に変化するんですよね。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社‟ヒノキズの男”
黒ひげ海賊団の話では‟ヒノキズの男”となった(第1081話)。ティーチもデボンも‟ヒノキズ”と言っているんです。そのように表記される事になった。
これにより、あくまでもキッドが「ヒノキズ」と聞いて「ヒ」が「火」を表していると思っているだけに過ぎないと示された。キッドの解釈に過ぎない。この可能性が出たんですよね。
「ヒ」というのが何なのハッキリしない!
あるいは「緋(鮮やかな赤)」や「日・陽(太陽のような)」なども入るワケですよね。その形が「ひ」や「ヒ」に見えるというのも可能性としてあり得ます。黒ひげ海賊団は広い視野で‟ヒノキズの男”を捜していると言えるかも。
さらに言うと、
もしもギャバンが傷を見られたならば、その顔も見られているハズなんですよね。傷のインパクトよりも、それがロジャー海賊団No.3であったインパクトの方が勝るんじゃないのかな?と。
顔は見えなかったが、その背中には大きな‟ヒノキズ”があった… みたいなね。そんな話の方がしっくりくるんですよ。ギャバンの傷はミスリードっぽいんですよね。
もちろんルフィ達は「ヤーさん」を見てもギャバンとわからなかったんです。いくら超有名な海賊でも、誰しもが見てわかるとは限りません!
巨大な渦で敵船を飲み込んだ話
その男は真っ黒い船に乗り
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
近づくと巨大な渦で敵船を飲み込んだとか…!!
能力者かもしれません…
これが黒ひげ海賊団五番船船長ラフィットが語ってくれた‟ヒノキズの男”の話。能力者かどうかは、あくまでもラフィットの見解です。そんな事は別に能力者じゃなくてもできるのかも。
もしもギャバンが‟ヒノキズの男”だとすれば、このラフィットの話はどうなってしまうのでしょう。そんな話もありましたね、で終わる可能性も出ます。これが僕には考えられない。
実際に麦わらの一味の前に出現するような気がするんです。サニー号の前に真っ黒い船が現れ、巨大な渦で飲み込もうとして来るんだと思うんです。あぁ こいつがあの!みたいな。
そしてギャバンとはエルバフで別れるんだと思うんです。
もしも海上でその技を使えば巨大な渦を生み出し敵船を飲み込めるのだろうな… というのをギャバンが見せるかもしれませんけどね。真っ黒い船の方が残りますからね。
エルバフを出てから‟ヒノキズの男”に遭遇しそうだなぁ。
‟ひとつなぎの大秘宝”争奪戦にならない
ここでギャバンが‟ヒノキズの男”と判明し、所在不明の‟ロード歴史の本文”がエルバフに運び込まれているとします。あるいはエルバフではない島に隠していて、そこを教えてくれる。
それだともう揃ってしまうんです!
ゾウ |
ホールケーキアイランド |
ワノ国 |
エルバフ(?) |
4つ揃えたならばラフテルの地点が判明しますからね。あとはラフテルに行くだけになります。そんな展開にするのかな?と思わずにいられません。
なぜならばですね、
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
まだ‟ひとつなぎの大秘宝”の争奪戦は始まったばかりなんです。Dr.ベガパンクのメッセージがその信ぴょう性を高め、改めて争奪戦がスタートしたばかり。これが第1121話です。
ルフィが一歩リードどころじゃない、あとはゴールするだけになっちゃう。さすがに早すぎるような気がするんですね。まだエルバフを出てから、ラフテルの前に行く場所がありそうな。
ただし、ギャバンが‟ヒノキズの男”でも良いんです。
そうだとすれば、シャンクスもエルバフで‟ロード歴史の本文”をゲットしている事になりますからね。それでシャンクスは3つ揃ったハズです。
ゾウ | |
ホールケーキアイランド | キッドから奪う |
ワノ国 | キッドから奪う |
エルバフ | ギャバンからゲット |
あとはゾウにある‟ロード歴史の本文”だけ。ここにはロジャー海賊団の見習い時代に行っています。行き方(ビブルカード)も知っているハズです。
そんな事よりも、黒ひげティーチがゾウの‟ロード歴史の本文”を持っている可能性があるんですよね。ハートの海賊団から奪っているのだとすればです。
それをシャンクスがティーチから奪えば4つ揃う。逆にティーチの方もシャンクスの持つ‟ロード歴史の本文”を奪えば4つ揃う。そんな2人の激突も面白い!
それでもルフィのリードは変わりませんからね。
‟ヒノキズの男”がいる場所
もしもギャバンが‟ヒノキズの男”だとすれば、麦わらの一味は4つの‟ロード歴史の本文”が揃うのでラフテルに向かうだけになります。まだ行くべき場所がありそうなのです。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
それが「グランドライン」の最終地点である‟水先星島(ロードスターとう)”です。ラフテルとは別の、‟記録指針(ログポース)”の最終地点です。
ここはもう行く必要がないんです。行かなくても‟ロード歴史の本文”を4つ揃えればラフテルに向かえるからです。イヌアラシも話してましたね(第820話)。
しかし、そこに行かずに終わるとね?
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社グランドラインの最後にたどり着く島
そもそもの最初の話がウソになりそうな気がするんです。あるいはクロッカスが知っててウソを教えたみたいになってしまう。完全なウソというワケじゃないんですけどね。
やっぱり行く事になるのかな?と。
この「ロードスター島」に‟ヒノキズの男”がいれば全てが丸く収まるような気がするんです。ここで4つ揃ってラフテルへ行くのならば綺麗に終わるんです。そして、この島に四皇の中の誰かがやって来れば争奪戦も成立しますよね!
ここで真っ黒い船が登場するのかも!!
しかしながら、
ギャバンが‟ヒノキズの男”であり、‟ロード歴史の本文”は「ロードスター島」に置いて来ている。その島を探してみろ!って展開も面白いんですよ。この展開も熱いのです!
まとめ
どうでしょうかね。
これらの理由でギャバンは‟ヒノキズの男”の可能性が低いと考えています。ギャバン以外に本物の‟ヒノキズの男”がいるのではないかな? もう少しルフィにはするべき事、行きべき場所があるのではないか。
ギャバンは‟ヒノキズの男”ではなさそうって記事でした!
ありがとうございました!!
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