この記事では、週刊少年ジャンプに連載中の「魔男のイチ」に登場する「反世界の魔法」を習得するための‟試練” 及び条件について考えてみようと思います。
どうすれば「反世界の魔法」を狩る事ができるのか。ある条件を満たす必要がありそうです。これまでに出て来た情報から、どこまで迫る事ができるでしょうか。
読む際には気をつけて下さいね!
反世界の魔法の習得方法
第15狩のマネーゴールドによると「その魔法の姿形も能力も習得方法も全てが不明」とされていました。ただしホイタカに現れた事で少しずつ分かって来ました。
名前 | 神の魔法(通り名:反世界の魔法) |
姿形 | 修道士の姿をした白髪の少年の見た目 |
能力 | 世界を変滅させる(轢変進軍) |
習得方法 | 不明 |
しかし「習得方法」だけは未だ不明です!
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社‟告解(ゴルコンダ)”
デスカラスが「全てを語らせる魔法」である‟告解”を使って問い質したものの、「反世界の魔法」の抵抗により何一つ明らかにはなりませんでした。問題は「試練」が何であるのか?です。
魔法を習得するには「試練」を突破する必要がある。
- 王の魔法=心臓を止める
- 雷狐の魔法=‟首玉”を奪う
- 氷鮫の魔法=氷鮫を美しく飾り立てる
- 菌茸の魔法=管を切り収穫する
しかし「試練」だけが分かってもダメな場合があるんですね。魔法には‟ルール”というものも存在します。ある条件をクリアした上で「試練」を突破しなければならない魔法がいるのです。
それが「王の魔法(キング・ウロロ)」でした。
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社ウロロの魔法のルール
心臓を止める事が「試練」であっても、女性ではその心臓に傷一つ付けられないというルールが存在したのです。これにより数千年もの間、ウロロは魔女に習得されずに来れたのです。
ウロロは男であるイチに習得されます。
どうやら「反世界の魔法」にもルールが存在します。
習得の条件① 決して魔女には習得できない
かの魔法は決して魔女には習得できない
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
「予言の魔女」ジキシローネの予言によると、「反世界の魔法」は決して魔女には習得できないとされているのです。これがまず「反世界の魔法」を習得するための絶対条件となりそう。
1つのルールになっている可能性があります。
あるいは「試練」に関係しているのかもね?
たとえ「試練」が判明したとしても、魔女では「反世界の魔法」を習得する事ができない理由があるのかもしれません。デスカラスではウロロを習得できなかったように。
これはつまり、男の魔女である「魔男」のイチでなければ習得は不可能という事なんでしょうね。確かに、第15狩のラストで「反世界の魔法」が「魔男」という言葉に反応しています。
習得の条件② ウロロの魔法を習得せし者
この未来を打ち消す唯一の光
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
それはウロロの魔法を習得せし者
同じくジキシローネの予言にて、「ウロロの魔法を習得せし者」こそが唯一の光であるとされています。この世界の終わりという未来を打ち消す存在であると言う。
そもそもウロロの魔法が女性(魔女)には習得できないので、条件①と同じ事と言えなくもない。しかし、「ウロロの魔法」という部分に何か意味があるのかも。
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社「超越特化魔法」
ウロロの魔法というのは「超越特化魔法」と呼ばれるものです。魔法の効果を特化し、どんな魔法でもその最大出力を引き出せるというもの。
ウロロの魔法というのは単独で使用するものではない。
他の魔法と組み合わせて使用するのであります。それを「ウロロ特化」と呼びます。たとえば「ウロロ特化 ‟氷鮫”」と呪文を唱えると、氷鮫の魔法の最大出力を叩き込めるのです。
これが条件となっているのかも!
その‟ある魔法”というのは魔女であっても習得が可能。ただし「ウロロ特化」できないと「反世界の魔法」には何ら通用しない。だから「ウロロの魔法を習得せし者」にしか未来は打ち消せないのだと。
こういう話なのかもしれませんね。
「バクガミ」に眠る魔法の習得
第22狩にてジキシローネから新たな予言がもたらされました。
きたる反世界との戦いに備えたくば
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
幸福の国「バクガミ」向かいなさい
そしてそこに眠る魔法を習得せよ!
さすれば
共に反世界と戦う仲間を得るだろう
この予言を聞いたイチが言うのです。
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社反世界を狩るのに必要なのか?
その魔法こそが「反世界の魔法」を習得するのに必要なのだろうか?と。それならば前段の条件と合致して来ます。その魔法を「ウロロ特化」で最大出力を引き出して叩き込むワケです。
あるいは、それが直接「反世界の魔法」に効くのではなくても良い。「反世界の魔法」を習得するための魔法への足掛かりになるものという考え方も可能です。
最終的に必要な魔法を習得するために、世界各地に眠る魔法を順番に狩って行くのかもしれません。まず「バクガミ」に眠る魔法が最初の足掛かりという考え方ですね。
問題は最後の一文にある「共に反世界と戦う仲間」の存在です。
仲間集めが「反世界の魔法」を習得するための条件に入るのかどうかです。イチだけの力では「反世界の魔法」を習得する事は不可能なのだろうか?
ここは「バクガミ」に行ってから分かって来るかも。
まとめ
現時点で「反世界の魔法」を習得するために必要なものとして考えられるのは、「超越特化魔法」と呼ばれるウロロの魔法がキーになりそうだという事です。
- 反世界の魔法は魔女には習得できないのは、魔女ではウロロの魔法が習得できないから
- ウロロの魔法は「超越特化魔法」
- これからイチが習得する魔法をウロロ特化で反世界に叩き込むのが鍵になりそう
- 仲間集めの意味は「バクガミ」にある
「反世界の魔法」には抵抗できない魔法が、世界のどこかに眠っているのかもしれません。その未だ謎の魔法の習得こそが、「反世界の魔法」を習得するための方法であり、‟試練”であると言えるのかも。
ありがとうございました!!
コメント