【ハルカゼマウンド 第2話の感想と考察】ライバルとして甲子園で投げ合おうと誓う双子の兄弟!新天地で凪春は…!?

ハルカゼマウンド 第2話 センターカラー ハルカゼマウンド

この記事では、週刊少年ジャンプ2025年30号に掲載された「ハルカゼマウンド」の第2話「新天地へ」の感想と考察を書いて行こうと思います!

前回の振り返りは下の記事になります!

一緒に甲子園に出る夢を持つ双子の兄弟投手。エース投手の弟と違い、兄の凪春はお荷物投手だったが捕手の葉山との出会いで自分に合った投球法を見出す。弟とは別の高校に誘われた凪春は…!?

ライバルとして甲子園で投げ合おう

「同じ高校に行って兄弟で甲子園で投げるんだ!!」

あの日の夢を思い出していた兄・凪春は弟をキャッチボールに誘います。そこで弟・蒼風に、同じ高校(鳳実)には行かない決断をしたと告げる。

蒼風からの「そんな気がしてた…」という返答に、凪春は少し肩透かしをくらった気分。

会話とキャッチボールを切り上げようとする蒼風。

第1話では凪春の方が弟の目を真っすぐ見れずそらしてしまうのですが、今度は蒼風の方が兄から目をそらしてしまうんですね。

言葉とは裏腹にその事実を受け入れられない。逃げてしまうんですね。そこで凪春はアンダースローでボールを投げ込んで蒼風をこっちに向き直らせ、あの日の約束は終わってはいない事…

ハルカゼマウンド 第2話 これからはライバルとして甲子園で投げ合おうぜ!!
出典:ハルカゼマウンド|後藤冬吾 松浦健人|集英社

一緒の高校でないけれど「これからはライバルとして甲子園で投げ投げ合おうぜ!!」と熱くその決意を伝えます。さらに「お前に勝ちたいんだ!!」と。

これまでの様に「同じように」や「追いつきたい」じゃなく、「勝ちたい」と言葉を向けて来た兄に力強いボールを投げ返した蒼風は「それ… いいね」と真っ直ぐな目で言い返します!

青春してますね!

もう新連載の表紙で違うユニフォームを着ているので、別々の高校に進むのは分かっていました。あとは2人の夢とどう折り合いをつけるのか。その決断に対する2人の心理がどう描かれるかに注目だったんですね。

逆に蒼風が目を真っ直ぐに見れない、「追いつきたい」が「勝ちたい」という第1話の凪春の心理描写の2つの反転という事になるんでしょうか。いいね!ってなりました!

すぐに凪春はその決断を捕手の伊吹にも伝え、春までの期間を猛特訓に費やします。

双子の兄弟は甲子園という舞台を目指し それぞれの新天地へ!

チームメイトとの出会い

ハルカゼマウンド 第2話 
私立雛桜高校
出典:ハルカゼマウンド|後藤冬吾 松浦健人|集英社

凪春が進学したのは私立雛桜高校(通称:ヒナ高)。

「東東京地区」という事ですので、蒼風が進学した鳳仙花実業高校(通称:鳳実)は「西東京地区」だと思われます(他県の可能性もある)。そうでないと両校が甲子園で戦う事はできませんもんね。

ヒナ高の野球部は今年新設されたばかりで、伊吹が誘って集めた奴らというのが凪春のチームメイトとなります。他にも入部者がいる可能性はありますね。9人だけだと怪我人が出ると大変です。

そして一年生だけのチームになるみたい。

部活の開始は来週からだがグランドに何人か集まっているらしく、凪春は伊吹と共に会いに行く事となりました。

ハルカゼマウンド 第2話 帆高夕真と漆原舞介
出典:ハルカゼマウンド|後藤冬吾 松浦健人|集英社

まず登場したのが2人。

  • 帆高夕真
  • 漆原舞介

帆高の方は優しそうな雰囲気。

漆原の方は活発なイメージです。

この2人も強豪校が欲しがる「正解」から外れた、何かしら光るものを持っているハズです。そこが彼らの‟個性”になるんですよね。まだ明かされていません。よってまだ人物像がよく分からなくて当然。これからです!

そしてもう1人います。

これがまず登場した曲者キャラになるんですね!

ハルカゼマウンド 第2話 若守桔平「合理性に欠ける」
出典:ハルカゼマウンド|後藤冬吾 松浦健人|集英社
  • 若守桔平

物事を合理的かそうでないかで判断し、伊吹からは「ド短気な理屈屋様」と呼ばれています。彼は蒼風がピッチャーでない事に納得がいっておりません。そもそも伊吹は蒼風を誘いに来ていたんでしたね。代わりに凪春が来たワケです。

若守の言う理屈は まぁ分からなくもない(笑

理屈をこねてゴネる若守。

若守との一打席勝負

ハルカゼマウンド 第2話 若守との一打席勝負
出典:ハルカゼマウンド|後藤冬吾 松浦健人|集英社

おれは凪春を何の考えもなく連れて来たのではない。それをその目で確かめてみろと伊吹は若守に一打席勝負を提案します。凪春の投球を見せてやるって事ですね。

ここで若守というのが「短気のくせにバッティングはうぜーほどに冷静」「球の見極めも的確で初見だろうが甘く入れば打たれちまう」といった選手としての特徴が紹介されます。

しかし、これはまだ彼の‟個性”とは言えません。彼もまた「外れ者」であるハズなんですね。凪春の「変則左腕」や伊吹の「低身長捕手」といった何かがあるハズ。

まずは若守の‟個性”というのが、この一打席勝負で明かされる事になるんでしょうかね。それをどういった見せ方で持ってくるのか楽しみで仕方ありません。ただただ三振して凪春を認めます、にはしないと思うんだけど…。

凪春の投球練習のフォームを見た若守が、左のアンダースローなんて噂になるハズなのに… と言ってます。しかし凪春は最後の公式戦で、蒼風の後続投手としてマウンドに上がって勝利しています。まぁ そこまで話題になってなかったのでしょうね。

伊吹が言うには、バッターにとって最も打ちにくい球とは「見たこともねえ球」。凪春の投球は若守が見た事もないものでした。しっかり付け焼刃でない事を示し、まず初球で空振りのストライクを取ります!

松井秀喜選手が「顔も見たくない」とまで言わせた変則左腕の投手というのは、元阪神で「ゴジラキラー」と呼ばれた遠山奬志選手の事でしょうね。

凪春の「武器」とは

ハルカゼマウンド 第2話 凪春の「武器」
出典:ハルカゼマウンド|後藤冬吾 松浦健人|集英社

凪春にはまだ試したい「武器」というものがありました!

これが春までの伊吹との特訓で手にしたものなんでしょうね。凪春のウイニングショットと呼ばれるものになるんでしょう!

おそらくは変化球でしょう!

『アストロ球団』みたいなトンデモ魔球が飛び出すとは思えませんからね(そんなの出たら泡吹いてひっくり返っちゃうよ)。ちゃんと普通にある変化球なんだと思われます。

浮き上がるボールに対して落ちる変化球かな?

ならばフォーク、チェンジアップ、スプリット…

大谷選手の勝負球はスイーパー(スライダー)でしたっけ?

どんな球になるんでしょうね?

凪春は若守に認めさせなければならない、しかし若守はチームメイトであり、ここであまり選手としての格を下げたくないところ。ここの塩梅をどうするのか楽しみですよね!

上に書きましたが、若守の方も‟個性”(正解じゃなくても光るものを持つ)を隠していますからね。2球目を若守が特大ファールを打ったりするも、3球目で凪春がその「武器」で三振って感じになるのかなぁ。

この対決、かなり楽しみです!!

まとめ

第2話もイイ感じですよ!面白かったです!

第2話の感想・考察まとめ
  • 蒼風に鳳実には行かないと告げる凪春
  • これからはライバルとして甲子園で投げ合おうと夢を語った凪春
  • 凪春が進学したヒナ高は「東東京地区」
  • 新たに登場したチームメイトは3人
  • 若守桔平と「一打席勝負」をする事になった凪春
  • 凪春の「武器」とは変化球か?

次回も大増23ページです!!

どう展開するんでしょうね!

ありがとうございました!!

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