この記事では、週刊少年ジャンプ2025年42号に掲載された「カグラバチ」の第93話「仕上げ」の感想と考察を書いて行こうと思います!
前回の振り返りは下の記事になります!
漆羽とナツキ、対するは毘灼の幽と北兜。誰よりも速く動いたのは白禊流の漆羽!すぐさま北兜の右腕を斬り落としてしまいます。4人入り乱れての剣戟の中、漆羽がその本能を再び沸き上がらせる!
特別番外編を挟んでの本編再開です!
妖術を使ったのはナツキだけ
込み上げる笑いを止められないといった感じの北兜。剣豪に飢えていると言っていた彼にとっては嬉しくて堪らないのでしょう。特に標的にしていた漆羽が期待通りの剣豪だった事を喜んでいるのかもね?
逆にナツキはカンカンです。
「妖術アリ」という話だったのに、実際に使ったのはナツキだけだったんですね。まるで自分だけアドバンテージがあるみたいじゃないかと。こういう事を言って怒っているのでしょう。
| 漆羽洋児 | 紅演(能力の一点を強化する妖術) |
| 巳坂奈ツ基 | 雷躯(雷の妖術) |
| 幽 | ??? |
| 北兜 | 鎧の人形を作っての遠隔操作 |
幽はこれまで数々の妖術(移動術や松など)を使って来ており、何が彼特有の妖術なのかは不明です。ただ今回の戦いでは何の妖術も使っておりませんでした(手にする刀は妖術で出したものですが、彼の妖術ではなさそう)。
漆羽が妖術を使わなかったのは、これまで18年間妖術ナシで戦って来たのが染みついていたから。わざとじゃない。これはまぁ分かりますよね。天然なところがあるのは間違いないんだけど。
そして北兜からその妖術を‟漏電”と言われてムカつくものの、剣の腕を褒められて機嫌を直すナツキというのも… こういう会話の中で色々な事が分かるように演出するのも上手いですよね!
18年間剣の腕を鍛え続けて来たナツキ。それを褒められているワケで、ナツキもまた北兜を剣のやり手と認めているからこそ言われて嫌な気持ちはしない。こういった感じでしょうか。
少し喋りすぎかもな
戦いを始める前にもペラペラと喋る北兜に対して「なんのつもりだ」「おい…」と言っていた幽。咎めてはいますが、まだ本気で喋るのをやめさせようとはしていませんでした。だから北兜は喋るのをやめなかった。
しかし今回はちょっと違っているんです。
幽から「北兜… 少し喋りすぎかもな」と言われて、「以上だ」と話すのをやめているんです。これは北兜もマズいと思ったんじゃないかな。そんな気がするんですよ。
では北兜は何を喋ってしまっているのか。
もうじき山場だな
皆も元気そうで何よりだ
一人死んだら休憩を挟もう
この言葉は毘灼側の作戦を明かしてしまっているのではないかな?
北兜の「もうじき山場だな」というのは、今目の前の戦いに関するものではない。毘灼側の作戦においての‟山場”を迎えつつある。それを知らせる恐れがあるので幽も本気で咎めたのかも。
また「皆も元気そうで何よりだ」というのはココにいる4人ではなく、別行動している毘灼メンバーを指しているのではないか。実は北兜は妖術を使っていて、鎧の人形が仲間と共にいるんじゃないのか?
そして「休憩を挟もう」というのは、幽と北兜はここで悠長に戦っていても構わない。2人は作戦行動から外れている。あるいは漆羽とナツキを足止めさせておくのが狙い。これを示すのかも。
これは重要なシーンのような気がしますね!
瓶伍と右嵐の妖術
毘灼メンバー10人の内、新たに2人の名前が判明!
獅子舞の妖術‟魔咬”を使う坊主頭の名前が「瓶伍(びんご)」。そして六平国重殺害の実行犯の1人で、黒いマニキュアをしている女性の名前は「右嵐(うらん)です。
| 幽(ゆら) |
| 昼彦(ひるひこ) |
| 久々李(くぐり) |
| 斗斗(とと) |
| 北兜(ほくと) |
| 瓶伍(びんご) |
| 右嵐(うらん) |
名前が分からないのは残り3名ですね。
松のおじさんと口元を隠すようなファッションの人物、そして幽から毘灼で一番強いと言われていた人物。この3名になります。
瓶伍の妖術である‟魔咬”。さらに色々と分かって来ましたね。まず彼自体が顔を獅子舞に変化させる事ができるんです。そして人を食べる。おいしくはないらしいのだが、そうしないと力が使えない。
すすんで食べたくはないが、食べなければ力が使えず、食べ過ぎると眠たくなってしまう。初登場時に眠そうにしていたのは、作戦に備えて沢山の人を食っていたって事。そしてまた精鋭部隊に備えて蓄えている。
- 自身の頭部を獅子舞に変化させる
- 獅子舞を出現させる
- 出現させた獅子舞を斬った者の動きを遅くする(時間制限アリ)
- 人を食わないと力が使えない
- 食べ過ぎると眠くなる
右嵐の妖術は凍結ですね。
息を吹きかけた相手を瞬時に凍らせてしまっています。これは妖術であって、楽座市編で登場した「氷の肌の女」の特異体質とは別なんだと思うんだけど… まだハッキリしませんね。
この2人と口元を隠すファッションの3人で行動しており、これからチョンマゲ頭の神奈備側と交戦するみたい。毘灼で一番強いと言われていた人物は別行動になっており、こちらも神奈備が対処に当たっています。
壱鬼の‟懸念”
白廻斬と共に先を急いでいたハクリ。ちょうどエレベーターホールで神奈備上層部の壱鬼と薊と合流。真打のある場所まで一緒に行く事になりました。曲者処刑場は閉じたそうですね。
ハクリが真打を蔵にしまえば毘灼は何もできない。そうなれば丸く収まるワケですが、上層部の2人にはまだ気になる点がある様子。それは毘灼の狙いが今一つ分からないんですね。
こんな少数で勝ちを得られるだろうと思っているハズがない。当然ながら内通者についても頭にあるのでしょうが、壱鬼には真打に関して‟懸念”を持っているようです。
真打を楽座市に出品したのは、それを神奈備に渡す行為に等しかったワケですね。ここに裏があるんじゃないのか?と。ただし真打に細工をしていた形跡はない。それでも安心ができないんですね。
この壱鬼の‟懸念”は何も大袈裟なものではなくて。
実に正しい考え方だと僕は思うんです。
3年前まで六平宅(真打)と神奈備本部(剣聖)という風に隔離されていたものを、毘灼は同じ場所に2つを揃えさせたかった。それによって巻き起こる何かを狙っているんだと思うんですね!
そして毘灼による本部襲撃に合わせるように剣聖が立ち上がりました(第86話)。この18年間座ったまま動かなかった剣聖が「そろそろか」と言ってね。何があっての事かは詳しくは分かりませんけれど。
そしてハクリが真打のところまでやって来たのです。
おそらくハクリが真打を蔵に入れようとした瞬間に何かが起きるんだと思うんです。もう剣聖が真打を遠隔操作できるのは楽座市編の漣京羅の件で分かっている事なんですね。これが毘灼の狙いなのかも。
そもそもハクリは真打を蔵に入れるのは不可能のハズなのです。
京羅は淵天を自由に転送する事ができませんでした。それは淵天にチヒロの玄力が込められているからで、そういう物に対して蔵の‟登録”は強制力がないのです。同じく剣聖の玄力の込められる真打も登録を拒否されそう。
そして最悪の事態というのが、神奈備本部内で‟蠱”という名の厄災が起きてしまうのかどうか。起きそうな気がして仕方がないワケですね。そして、それが毘灼の狙いであって今回の作戦の‟山場”なのではないか。
真打の前に立つハクリを見てまず思ったのが、
やめろ! 何もするな! …でした。
真打はそのままにしておき、まず侵入した毘灼メンバーの制圧と内通者の炙り出しに専念すべきなんだと思うんですよ。まんまと幽の策にはまる必要はない。しかしハクリは真打を蔵にしまうのが解決策と信じて疑わない。
それは区堂から与えられた任務だったからであり、それを遂行する事こそが亡くなった区堂に報いる事だとハクリは考えているんだけど。それこそが毘灼の作戦であり、上層部の誰かがそう仕向けたって事なのでしょう。
ちょっとマズい事が起きそう。
しかしハクリは責められない!
せめてハクリは無事でいてくれ!!!
まとめ
そろそろ2周年の表紙&巻頭カラーなんですよ。
そこでチヒロが座村と共に神奈備本部に到着しそうなんですよね。何となくですけど。その前に危機的状況が作られる事になりそう。そう考えるとハクリがそれを作ってしまいそうなのですが…
もう泣きそう。
これ以上ハクリに責任を感じさせる事はさせないで欲しい(泣
- 妖術を使っていたのはナツキだけ
- 北兜は毘灼側の作戦を喋ってしまった?
- 瓶伍と右嵐の名前が判明
- 瓶伍の獅子舞の妖術の秘密
- 右嵐の妖術は凍結
- 壱鬼の‟懸念”
- ハクリは真打を蔵に入れようとすべきではない?
次回、とんでもない事が起きるかも?
ありがとうございました!!



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