この記事では、週刊少年ジャンプ2025年17号に掲載された「魔男のイチ」の第27狩「指名手配犯」の感想と考察を書いて行こうと思います!
前回の振り返りは下の記事になります!
10年前、まだ「バクガミ国」が「カガミ国」と呼ばれていた頃。国の第一王女リチア・カガミの前に現れた「悲しみを食べる奇跡のバク」によって世界随一の観光大国となるまでが語られ、いかにバクガミ様が大切にされているかが説明されましたね。
そんなバクガミ様をイチとゴクラクが急襲!イチが‟雷狐”で攻撃して周囲はドン引き!
ここからですね!
ゴクラクは適合を何%まで上げられるのか
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
前回ラストの言葉通りゴクラクもバクガミに攻撃を加えます!これまでで最大の適合率となる30%による‟殴打(シンプルパンチ)”ですね。シンプルに効いてます(笑
すぐさま槍を持った衛兵が呼ばれ、イチとゴクラクを取り囲みます。軽い身のこなしで槍をかわしたゴクラクは、適合10%の‟拍手(ねこだまし)”で衝撃波を起こし、衛兵がひるんだ隙に退散します。
適合10% ‟指打ち” | 檻蜘蛛を攻撃 |
適合20% ‟前蹴” | 籠亀から脱出 |
適合30% ‟殴打” | バクガミを攻撃 |
適合10% ‟拍手” | 周囲に衝撃波 |
これまでゴクラクは「シンクロ」と呼ばれる適合率を10%~30%の範囲で使っているんですね。これは「対魔法用改造人間」である自身と、装備した魔法具とを適合させる率を表しているんでしょうね。
率を上げるほど威力が増すのでしょう。
もちろん最低でも100%まであるんだと思うんですけどね。まだ4回だけとはいえ、30%までしか上げていないのには理由がありそうなんです。もしかすると適合100%なんてしたらゴクラクの体は耐えられないのではないかな?
これからゴクラクの成長と共に適合率は上げて行く事ができるのであって。現時点では50%といったところが上限… って感じなんじゃないかなぁ。こう予想しますがどうなんでしょうね?
ゴクラクは重要指名手配犯
イチがバクガミを攻撃するのを目の当たりにしてデスカラスとクムギは真っ青。関係性を隠そうとするあまり、逆に怪しまれるような言動を取ってしまう2人。ただしバレずに済んではいます。
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
ゴクラクは「バクガミ国」の重要指名手配犯であり、これまでにも何度かバクガミに危害を加えようとした事があると聞かされます。その仲間としてイチが認知されてしまうんですね。
イチが男(少年)であるのに魔法を使っているのを見られており、第11狩の魔女会議でイチという「男の魔女」がマンチネル魔女協会に所属している事が公表されていたらと思うと恐ろしい。
しかしゴクラクと共にイチの手配書が国中に配られる事になり、デスカラスは魔女として謀反人狩りに駆り出される事となりました。ここの絶望するデスカラスには爆笑してしまいました。「イチDEATH→DEATHカラス」と2人の首が飛んじゃってます。
今のところ「師弟血判状」はデスカラスにとっての呪いとなってます(笑
バクガミ本体の企み
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
おそらく巨大なバクの体内にいるのがバクガミの本体なんですよね。こいつをどうにかして試練を突破すれば「幸眠の魔法」が習得できるものと考えています。
「魔法での攻撃は初めてだったなぁ…」と言っているので、何度かゴクラクはバクガミを攻撃した事があった様子ですね。問題はこの次のセリフです。
バクガミがイチを指して「踏み潰す虫が増えるのは楽しいなぁ」と話しています。これが「バクガミ国」の国民を全て消すための方法と考えて良いのかな?バクガミは踏み潰すつもりなのかも。
人々の悲しみを食べて巨大になった事が意味を持つと言えそう。人々の方からすれば、最終的に自分たちの悲しみに踏み潰されて死んでしまうって事なのかもね。これがバクガミの企みじゃないかな。
そして踏み潰す前に人々を眠らせるのかな?
「幸眠の魔法」を名付けられた由縁としての「眠」の部分がまだ出ていませんからね。まぁでもバクは眠り続けてはいるんですけどね。眠らせて来そうな気はします。
バクガミが反世界の魔法に「もうすぐお会いできますね」と言っておりますが、会えたとしても習得されてイチの中にいる状態で会う事になるのでしょう。おそらくはね。
リチアとゴクラクは姉弟
お城の自室に戻ったリチア王女。そこには2枚の写真が飾られており、1枚は母親が映る写真です。もう1枚は父親と2人の子供が映る写真で、子供の1人はリチアだとわかりますがもう1人は光の反射でよく見えない。
リチア王女が自身と父親の映る写真を手にした時、部屋にサッと風が流れて来て窓が開いた事を感じさせます。窓から入って来たのはゴクラク。物々しい雰囲気を漂わせてリチア王女に近づくゴクラク。
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
さっとひざまずいてリチア王女の手の甲にキスをするゴクラク。そして「ただいま 姉上…」と言います。リチア王女も「無事で良かった… ゴクラク」と応えます。
なんと2人は姉弟だったのです!!
そのパターンもあるかと思っておりましたが、てっきりゴクラクの方が兄だと思ってましたもんね。となるとゴクラクはまだ10代の可能性もあるのかな。あるいは20歳前後って感じでしょうか。
つまりゴクラクは「バクガミ国」の王子という事になるのですが、これは国民が知るところなのでしょうか。重要指名手配犯が王子って事ですからね。しかし国の宝であるバクガミ様を傷つければ王族も何も関係ないってのも考えられます。
この辺は次回わかるのかもしれませんね。
「バクガミ国」の国王
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
この写真の飾られ方からして、「バクガミ国」の国王であるリチア王女の父親はもう亡くなっているんですかね。その隣の写真に写る母親の方は10年前に亡くなっています。
もしも国王が亡くなっているのなら、現国王は誰なんだろう。どうやら子供は2人しかおらず、リチアは「第一王女」と紹介されています。女王じゃないのです。もちろんゴクラクが王位を継承しているハズがない。
国王不在なのかな?
もしかして「国王の死」というものを国民全員が忘れているって可能性もあるのかな?
国王が亡くなった時に全国民が悲しんだ。その全国民の悲しみをバクガミが食べた代わりに、「国王の死」というものも全国民の中から消えた。「バクガミ国」の国民は国王が亡くなっている事を知らず、いないにもかかわらず今も国王は健在だと信じ続けている?
どうなんだろう…
ちょっとココ気になりました!
まとめ
ゴクラクが重要指名手配犯でありながら実はリチアの弟であり王子だという事や、国王がまるで故人の様に登場しているのにリチアは王女のままだったり。何か不可思議な感じがあるんですよね。
どうも「幸眠の魔法」バクガミが何かしてそうなんだけど。
- ゴクラクの適合率の上限
- ゴクラクはバクガミ国の重要指名手配犯
- デスカラスもイチの手配に駆り出される
- バクガミはその巨体で踏み潰すつもり
- 写真の国王は亡くなっている?
- リチアとゴクラクは姉弟
毎回 ヒキが凄くて続きが気になって仕方ない!!
もう早く次回が読みたいっすよね…
ありがとうございました!!
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