【魔男のイチ 第30狩の感想と考察】バクガミの真の魔法名と習得方法が判明!こんな試練クリアできるの!?

魔男のイチ 第30狩 センターカラー 魔男のイチ最新話

この記事では、週刊少年ジャンプ2025年20号に掲載された「魔男のイチ」の第30狩「告げる未来」の感想と考察を書いて行こうと思います!

前回の振り返りは下の記事になります!

別行動だったイチとデスカラスが再会。バクガミを習得するにしてもまずは調査が必要。「犬の遠吠え作戦」でバクガミに近づく事に成功したデスカラスは、‟告解”の魔法でバクガミに迫るのでした。

さて、今週はセンターカラーです。

デフォルメされた可愛らしいキャラが勢ぞろい!注目はそのカラーリングでして、バクガミってこんな色なんだぁとかね、ずっと見てられるね!

バクガミの真の魔法名は「幸辛」の魔法

バクガミに対する罵詈雑言を叫びながら‟氷鮫”に乗って飛ぶイチ。囮となって兵達を引きつけます。前回は姿の見えなかったクムギでしたが、ちゃんと扇動する役割で頑張ってました(笑

その騒動はバクの体内にいるバクガミにも伝わっており、楽しい反世界の魔法との脳内会話に水を差されたと憤慨。そこへデスカラスが呼び出した‟告解(ゴルゴンダ)”の魔法が現れます。そして即座に掴みかかります。

‟告解”の魔法の手は鎌のような形状をしていましたが、5本指の手の形にも変える事ができる様子。そして掴んだバクガミを外に出そうとしますが、体内からは出す事は不可能みたい。

ここのデスカラスと‟告解”のやり取りは面白いです。どうやら‟告解”の魔法は顔だけ出してゼスチャーで状況を伝えており、デスカラスの方は的確な質問を投げかけています。やっぱり彼女は有能です!

バクの体の中と外では尋問ができません。

デスカラスは‟輪切(リンデル)”の魔法でバクを真っ二つに斬ってしまいます。この中に隠れていたのが正体であって、外側のバクは‟着ぐるみ”のようなものだったのでしょう。だから魔力のない男でも触る事ができた。

反世界の魔法の信奉者なら聞くまでもなく‟反人類魔法”だろうが、デスカラスが‟告解”を通して「お前は一体 なんの魔法だ?」と尋問してみると…

魔男のイチ 第30狩 我が名は「幸辛」の魔法
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社

その名前は実は「幸辛」の魔法であるという意外な答えが返って来るんですね。前に魔女協会が調査した際に名付けられた「幸眠の魔法」というのは本当の名前ではなかったのです。それはつまり、魔女協会の調査では正体まで辿り着けていなかったから。

こういう事っぽいですね。

ただし「幸辛」の魔法というのも‟通り名”であって、‟真名(しんめい)”というのが別のあります。習得された際に姿を変える魔法石に書かれている名前が‟真名”です。習得してみないと分からない名前。

例えば「雷狐」の魔法の場合、習得前の‟通り名”は「らいこ」です。そして‟真名”が「イナヅリ」であり、それが発動させるための呪文になるんですね!

「幸辛」の魔法の習得方法

「幸辛」の魔法というのは、‟吸い取った悲しみを何倍にもして相手に返す”というもの。悲しみを返された者は気が触れて絶望し、死にたがったり怒りに悶えると言います。

実際に悲しみを返された者は10年前の悲劇を思い出し、妻と子に「お前のせい」と言われる地獄を体験します。ここでゴクラクが止めに入るのもストーリーとしてよくできていますよね!これこそが彼の人間性なんです。

バクガミが企んでいるのは、これまで10年間溜め込んだ悲しみを一斉に返すというもの。それによって起こる事は目に見えています。そうなる前に習得すればよいのですが、その試練がまたトンデモナイものでした!

魔男のイチ 第40狩 10年溜め込んだこの悲しみを すべて受け止めればいい
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社

10年溜め込んだ巨大な悲しみを1人で全て受け止めるというもの!

さらに試練を受ける者はバクガミが指名でき、ゴクラクの姉リチア・カガミにしようか?と言うんですね。これは大変な事になりそうです!

試練を受ける挑戦者はイチ

バクガミはリチアを指名しようとしていますが、その試練を実際に受ける事になるのはイチになるのだと考えます。その理由は2つあります。

まず1つはジキシローネの予言です。

魔男のイチ 第22狩 ジキシローネの予言
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社

予言では、幸福の国「バクガミ」に眠る魔法を習得すれば仲間を得るというものでしたよね。この仲間というのは、これまでの流れからゴクラクだろうと予想されます。

おそらくバクガミの習得に対する‟恩義”のようなもの感じ、ゴクラクが仲間になってくれるのだと思うんです。一生ついて行きます、みたいな。

そういう展開にならなくちゃならないと考えます!

ならばリチアやゴクラクが試練を突破する方向は考えにくいんですね。少なくともイチかデスカラスのどちらかが突破しなければゴクラクが仲間入りを決めるという展開に持って行けないような気がします。

そして2つ目に反世界の匂いです!

魔男のイチ 第17狩 反世界の魔法に狩るための条件を聞くイチ
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社

ホイタカでの事を振り返ると、デスカラスよりもイチの方がより強く反世界の魔法の匂いをまとっていると思われます。実際に触れていましたからね。反世界の方からイチを触れてもいます。

この件はきっと出て来ると思うんです。

バクガミの怒りはリチアとゴクラクよりもイチにこそ向けられる流れになりそうな気がするんです。そうなればイチを挑戦者として指名する可能性が高まるんですね。

そして何よりも、イチならばその試練を突破できるような気がするんです。

イチならば「幸辛」の魔法が習得できる?

「幸辛」の魔法の習得条件は過酷です。どういう方法で習得するのかなぁと色々と考えました。イチだとすればどういう理由で受け止めるのか。そして1つ浮かんだんです。

魔男のイチ 第1狩 齢6つの時 一本の小刀と少しの食料を与えられたイチは…
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社

イチにとってバクガミが溜め込んだ10年間の悲しみって… どの程度のものなんだろう。あるいは、イチにとって「飢えと病」というのはどういうものだったのだろう。6歳の時から山で1人っきりで生き抜いたというイチにとってです。

もしかするとイチはバクガミが溜め込んだ10年分の悲劇・絶望を集めた以上のものを体験し、それを乗り越えて今を生きているのかも。悲しんだり絶望したりなんて事は数え切れないくらい体験して来てるのかも。

親を亡くす悲しみと、親に捨てられる悲しみのどちらが辛いのかを天秤にかけるつもりはないんですけどね。イチならばバクガミが溜めた悲しみを受け止め、それを乗り越える精神力を持っているような気がするんです。

イチの10年間の方がよっぽど辛い経験だったと言えるんじゃないのかな。生きる為には絶望したり、悲しいなどと言っている暇などなかった。こんな感じなんじゃないのかな。

どうなんでしょうね?

まとめ

思っていたよりも遥かに習得条件は過酷でしたね。そんな中で1つの道を模索してみましたが、こればかりはどうなるか見守るしかありませんね。ジキシローネの予言からすれば習得し、仲間も得るハズですけど。

第30狩の感想・考察まとめ
  • バクガミの本当の名前は「幸辛」の魔法
  • 吸い取った悲しみを何倍にもして相手に返す
  • 習得条件は10年溜め込んだ悲しみを1人で受け止める
  • バクガミが指名したのはリチア
  • イチならば試練を突破できる?

バクガミを神と崇めていた人が、その企みを実際に体験しましたのでね。おそらくイチとゴクラクの指名手配は解かれるものと考えますが… さて。

次回どうなるんでしょうね?

ありがとうございました!!

ひっし

皆さんとジャンプの話で盛り上がりたくて当ブログを立ち上げました!

これから取り上げるマンガも増やして行きたいと思っています。もしも「あのマンガの感想・考察」も読みたいなぁってリクエストがあればヨロシクです!

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