週刊少年ジャンプ2024年41号から連載中の大人気マンガ「魔男のイチ」。原作:西修先生、作画:宇佐崎しろ先生のよる魔法ハンティングファンタジー。
この記事では作中に登場する用語、またイチ達が訪れた場所などをまとめます!登場人物については下の記事にてまとめていますよ!
こちらもドシドシ追記中です!
この記事を読んでいただければ、
こういった疑問が解消されると思います。また連載途中から追いかけ始めたという読者さんにもオススメの内容になっていると思います。
「魔男のイチ」の世界観への理解が深まるのは間違いなし!
魔法について
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
ここでは「魔法」とは何であるのか、また魔法に関する用語を記して行きます。
魔法とは
この世界において魔法とは“生き物”。それぞれに思考があり、人類に友好的な魔法もいれば、人類に危害を加える魔法もいる。
魔法の歴史は人類よりも遥か以前より存在する。はるか昔、突然現れた「喋る水(水滴の魔法)」が最初に人類に接触してきた魔法である。
現在確認されている魔法は3185種。そのうち402種は世界中の魔女によって習得済み。この世にはまだ見ぬ魔法が多く存在している。そして今この瞬間も世界中で様々な魔法が生まれています。
魔法は「試練」を突破する事で習得できる。逆に「試練」を突破しない限り、どんなに傷つけても魔法は復活してしまう。魔法によって「試練」は様々である。
魔法は魔女達で共有する事ができる。
習得した魔女(魔法からすれば主人)が死ねば、その魔法は自由になれる。
反人類魔法
魔法の中でも、人類に危害を及ぼす存在。強力な魔女でなければ対抗できない。
超越特化魔法
ウロロの学名。
魔法の効果を特化する魔法。呪文さえ正確に発音できれば修練を必要とせず、どんな魔法でもその最大出力を引き出せる。それゆえ魔法界の均衡を崩すものとされる。
イチがウロロの試練を突破して習得した魔法。
ウロロを発動した上で魔法を唱えれば、その魔法に“超越特化”の効果が付与される。これを「ウロロ特化」と呼ぶ。
デメリットは、一発放っただけで3日は寝込んでしまう事。
魔法の「試練」と「習得」
魔法を習得する為に課せられるテスト・ミッションのようなものが「試練」である。魔法によって試練の内容は様々である。
これらの困難な試練を乗り越える事で魔法は「習得」できる。
魔女に対して試練を開示する魔法もいれば、それをせずに隠す魔法もいる。それゆえ「神の魔法」の習得方法は不明である。
魔法石
試練を突破すると魔法は輝きを放つ石に変化する。その石を「魔法石」と呼ぶ。魔法が習得された証。ウロロは例外であり、魔法石には変化しなかった。
魔法石には“呪文”が書かれており、それが読めるのは習得した魔女のみ。呪文は魔法の「真名(しんめい)」であり、それを唱える事で魔法が発動する。
真名
魔法石に書かれた魔法の真の名前(本名)。
魔法の本名・実名を知る事で、その魔法の人格を支配できるという考え方だと思われます。真名とは“諱(いみな)”のようなものではないかな。
魔法の共有
魔法石に書かれた呪文(真名)を教え合う事で、その魔法を魔女間で共有する事ができる。それをする為に、魔女達は習得した魔法をマンチネル魔女協会の「習得魔法登録室」で実演します。
呪文を唱えれば魔法が使えるのだが、習得した本人以外が使うには理論を学んだり修練を積み重ねる必要がある。ただし実力者の魔女は除きます。
魔法の習得から共有までのタイムライン
- Step①魔法を見つける
色々な場所に潜む魔法を見つけ出す
- Step②試練
魔法に設定された試練を突破する
- Step③習得
魔法石を手に入れて呪文(真名)を知る
- Step④登録
習得魔法登録室で実演
- Step⑤共有
呪文を共有すれば魔法が共有できる
魔女について
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
ここでは「魔女」とはどんな存在であるか、また「マンチネル魔女協会」についても取り上げます。
魔女
「魔女」とは、あらゆる困難な試練を乗り越え魔法を習得するハンター達の呼び名。魔法のスペシャリストであり、マンチネル魔女協会において“一握り”の存在である。ゆえに憧れの存在でもある。
「現代最強の魔女」はデスカラスとされている。
マンチネル魔女協会に承認されると「マンチネル魔女協会公認の魔女」となる。
魔女候補生
マンチネル魔女協会に併設された教育機関「マンチネル魔女学院」で学んだり、多種多様な部門で働く魔女候補の女性達。“上級生”と“下級生”に分かれる。
魔女候補生(上級生) | 魔女の補佐・魔法の研究や魔法具・装備の製作の他、多種多様な部門で働く |
魔女候補生(下級生) | 試験を受けて適性アリと判断されて協会内部の教育機関「マンチネル魔女学院」にて魔法の勉強を受けている |
クムギは魔女学院の生徒です(下級生)。
協会に承認されれば公認の魔女となれる。
魔男
魔法を扱い習得する為の“魔力”を持っているのは女性のみであり、この世界において“男”が魔法を扱うのは不可能とされている中、奇跡的に出現した【男の魔女】を「魔男」と呼ぶ。
特別な力を持った魔法が男しか突破できない試練を設定し、尚且つ その魔法を受け止める精神力と肉体を持った男が試練を突破した場合に不可能が可能になるかもしれない…
そんな 0.001%の可能性!
この奇跡を起こしたのがイチである。
ドルイド山での生活がイチの精神力と肉体を育み、「超越特化魔法」という特別な魔法(ウロロ)の試練を突破して習得するという奇跡が重なったからである。
マンチネル魔女協会
首都ナタリーにある魔女や魔女候補生が所属する機関。協会長は「黄金の魔女」マネーゴールド。教育機関「マンチネル魔女学院」が併設されている。
その役割は多岐にわたっています。
協会施設内に入るには、巨大な鏡に名前を告げ、事前に登録してある“名称・声紋”と一致しなければ許可してもらえない。“鏡わたり(ミラージュ)”による入場。
協会内はウロロには「魔女臭い」らしい。
魔女及び魔法研究学部(魔女研)
統括責任者はシラベドンナ。
判明している研究員は4名。それぞれマスクと腕章をしており、そこに書かれているのが役職になります。
- わっしょい
服飾部
イチが制服を作ってもらった。
杖工具部
イチの持っていた小刀に魔法石を仕込んでくれた。
杖の形状は人それぞれ。
マンチネル魔女学院
協会内に併設される教育機関。魔法の知識や常識を学ぶ場所。
入学するには試験を受け、適性アリと判断される必要がある。入学した時点で「マンチネル魔女協会所属 魔女候補生(下級生)」よ呼ばれるようになる様子。
反人類魔法専門部隊
反人類魔法を討伐・習得する事を任務として与えられる部隊。
マンチネル魔女協会の公認魔女として承認されたイチは、クムギと共にデスカラスを班長とする「デスカラス班」の隊員に任命された。最初のターゲットは「氷鮫」。
魔法具・魔道具
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
ここでは「魔法具・魔道具」について取り上げます。
魔法具・魔道具とは
「魔法具・魔道具」とは、魔力を込めると使える道具。
魔法がほとんど使えない一般女性でも使用は可能。魔力を持たない男性には使えない。しかし、ウロロを習得して魔力を持った“魔男”であるイチには使用が可能。
マンチネル魔女協会で製作されている他、ナタリーで働く魔女協会出身者によっても作られています。
脚力増強ブーツ
魔力を込めれば脚力がアップするブーツ。
女性の筋力だから飛べてもせいぜい2m弱くらいのものだが、イチが使用した場合には空高く鳥に手が届きそうなくらいジャンプできた。
収納袋(マジックポケット)
空間魔法を施した袋であり、色んな荷物をしまえる魔道具。魔力量によって入れられる量や大きさが変わる。クムギはノートやコップを入れていた。
鏡
テレビ電話のように使ったり、“鏡わたり(ミラージュ)”に使用する鏡も魔法具・魔道具に含まれると思われる。
“鏡わたり”は、登録してある鏡同士なら渡れる仕組みになっており、登録していない鏡には渡れない。田舎であるサザンウッドには登録している鏡がなく、魔動荷車(これも魔法具?)で移動した。
死対死
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
「死対死」とは、イチがこだわる“狩り”におけるルール。
「しついし」と読む。
相手がこちらに殺意を向けない場合、こちらも殺意を向けてはならない。「食」を伴なわない殺生は殺戮と同じで狩りとは呼べない。この一線は越えてはならない。
自らが生存する為に動物を狩猟する場合を除いた“狩り”において厳格なルールが設けられている。人に危手を出した時、または自分に殺意が向けられた時に成立する。
「死対死」が成立するまでイチは待つ。
地理
出典:魔男のイチ|西修 宇佐崎しろ|集英社
ここでは「魔男のイチ」の地理について取り上げます。
ドルイド山
イチが6歳の時に一人で捨てられた場所。
山頂付近に花畑があり、そこでイチが“花畑のヌシ”(巨大なヘラジカ)を狩った。ウロロがいたのは花畑の先の山頂付近となる。
山には海沿いの場所もある(イチがミナカタさんと出会った)。
麓には村があり、そこからナタリーまでは馬車と汽車を乗り継いで行く必要がある(魔法が使えない場合)。
イチが「ウロロ特化」で“貫穿(ラズド)”を発動した為に山肌が大きく削れ、そこに再び「ウロロ特化」で“再生(パルシオン)”を発動した為に巨大な森が出現した。
バロッケン山
「雷狐の魔法」を習得した場所。
人は住んでいない。数キロ先の距離に人里。
首都ナタリー
人口はおよそ30万人。海岸沿いに栄える魔法産業の盛んな街。有名観光地は「メインストリート」と「マンチネル魔女協会」。
メインストリートには沢山の店が並び、魔女辞典に魔女人形などの色んな魔女グッズが売られている。デスカラスの本もあるが、表紙の写真はデスカラスとはまるで別人(笑
他には魔法具を扱う店も。
ナタリーで働く女性達は魔女協会出身者が多く、魔法を活かして加工や製造に携わっている。そこでは女性が皆んな魔法を使いこなしており、田舎では見れない光景にイチは驚いていた。
サザンウッド
「氷鮫」による被害が報告された場所。“鏡わたり”できる鏡のない田舎。一番近い鏡でも30キロ以上離れた場所だった。
ジョズ村
「氷鮫」によって村も人も全てが凍らされていた。唯一無事だったのがクリシーという名の少女であり、鮫に追いかけられていたのをイチが救った。
村には湖があり、悪趣味な氷のオブジェで飾る「氷鮫」の巣があった。そのオブジェには凍らせた村の人々の姿が…。
イチによる「氷鮫」の討伐後、村の人々は「魔男」の彼を拒絶する事なく恩人だと感謝した。
東の小さな島国
ミナカタさんの出身国。
ホイタカ
イチとトゲアイスの魔法狩りに選ばれた場所。
ホイタカの森
「菌茸」の魔法によって突如として巨大キノコが出現、増殖したホイタカにある森。すぐ隣に街がある。
ホイタカの街
イチが「神の魔法」とすれ違った場所。「神の魔法」が張った結界の中に入ってしまう。それにともないマリーゴールドは「コード00」「最大級魔法警報」を発令した。
予言の魔女の予言によると「6月6日 午後2時45分 今より15分後…」「東部ホイタカの街一帯が世界より変滅する」とされた。
ポラリス山周辺
15年前、「神の魔法」が街二つと周辺5㎞の山々を一瞬にして変滅させた場所。
バクガミ
「幸福の国」と言われている。第22狩にてジキシローネの予言で名前が登場。
南方バクガミ鉱山
魔法「檻蜘蛛」が巨大な檻(巣)を作っていた。ここでイチ達は「苛虐のゴクラク」と出会う。
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