この記事では、週刊少年ジャンプ2025年8号に掲載される「ONE PIECE」の第1136話の感想と考察を書いて行こうと思います!サブタイトルは「太陽を待つ国」。
情報量はかなり多いです!
兎丼の奥地に謎のアジト
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
鬼の子ヤマトの金稲荷代参は Vol.22「兎丼の奥地に謎のアジト」。
アジトの屋根の上に見えるのは、元百獣海賊団“飛び六胞”フーズ・フーの顔です。つまりアジトのボスはフーです。ホールデムは配下の1人でしょうか。
兎丼といえば囚人採掘場があった場所。そこに兎丼城が再建中でした。その奥地でフー達は一体何を企んでいるんでしょうね。
ヤマトの表紙連載は上でまとまてますよ!
神典「ハーレイ」と“太陽の神”
エルバフの下層「冥界」の外れ、巨人族の為の“留置場”の一室に「箱庭」を作り、そこに閉じ込めた人間を支配していたのが“太陽神”。正体は新巨兵海賊団の航海士ロード。
ロードが言うには、エルバフに生まれた者なら誰もが“太陽の神”になって世界を支配する事を夢に持つのだそうです。ロードにとって“太陽の神”とは支配者である。
しかし「誰もが」というのは間違い!
エルバフの巨人族であっても「“太陽の神”は支配者じゃねェ!!」「そうだ “解放の神”だ!!」と言う者もいる。あるいは「“破壊の神”だ」「違う!! “笑いの神”だ!!」と人それぞれ。
こんな事が起きるのは全て、エルバフに太古から伝わる「ハーレイ」という神典のせいなのです。“太陽の神”について記す「ハーレイ」には解釈が多岐に渡る「古き言葉」が出て来る。よって“太陽の神”に対する解釈も多岐に渡るのです。
また「ハーレイ」によれば世界はすでに二度壊れているそうで、その都度 “太陽の神ニカ”の存在が登場するものだから話をヤヤこしくしているんです。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
“太陽の神ニカ”というのは「世界が壊れぬ様 現れた英雄」なのか。はたまた「全てを壊した破壊者」か?と。どの立場で記されているのかよくわからないのです。
世界が二度壊れたというのは読めているので、「古き言葉」というのは“ポーネグリフ”の古代文字のようなものではないと考えられます。読めはするが、解釈の分かれる単語が記されているのではないかな?
では何が正しいのか。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
世界政府の五老星による説明こそが “太陽の神ニカ”についての正しい解釈なのだと考えられます。なぜなら彼らは “空白の100年”に何があったのかを知っていると思われるからです。それこそが「ハーレイ」が翻訳できれば知れる事かも。
おそらく世界が壊れた二度のうちの1つが “空白の100年”であり、その時に登場した “太陽の神ニカ”(ジョイボーイ)が何をしようとしたのか知っていると思うんです。それこそが“太陽の神”の真実では?
世界はすでに二度壊れている
エルバフに伝わる神典「ハーレイ」によれば世界はすでに二度壊れているらしい。その都度“太陽の神ニカ”の存在が登場するらしいのですが、ヤルルがニカについて…
彼はこの世界が大きく形を変える時に現れる!!
こうも言っているんですね。
よって、この世界は二度大きく形を変えているという風にも解釈できるんです。その都度“太陽の神ニカ”が世界に現れている。これなら1回はわかります!
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
“空白の100年”の中で起きた天変地異によって世界は一度海に沈んでいるんですよね。そもそも世界にはいくつかの大陸があったのです。それが200mもの海面上昇により、人々は“大陸の断片”に暮らすようになった。
“空白の100年”にはジョイボーイが登場します。“太陽の神ニカ”のように伸縮する体で戦ったとされる(第1114話)。これなら「ハーレイ」の伝承とも合致しますよね!
これ以外にもう1回あるんです。
逆に言えば、今この世界は二度大きく形を変えた後だという事なんですね。2回変わって今の形になっているんです。何らかの痕跡が今も残っているハズ。
そう考えるとですね…
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
“赤い土の大陸(レッドライン)”と “偉大なる航路(グランドライン)”の形成というのが、1回目に世界が大きく形を変えた事になるんじゃないのかな?
それが何年前かも推測できます!
おそらく1500年以上前です!
海円暦1年です!
その時にも “太陽の神ニカ”が出現していた。おそらくは“ヒトヒトの実”幻獣種モデル「ニカ」の能力を覚醒させた者がいたんだと思うんですけどね。詳細は不明ですね、まだ。
“呪いの王子”ロキとハラルド王
ハラルド王は「息子によって殺される」とロキが生まれる前から予言されていたそうです。この予言は的中するワケですね。ただし本当にロキがやったのなら。
ロキは生まれてまもなく王家に仕える“幸運の馬”を殺しているそう。0歳って事ですよね。リンリンがヨルルを殺したのもあの年だったと言ってますから。これは真実なのかなぁ。
真犯人がいるような気もしますが…
様々な悪事を働くロキです。中には、それロキのせい?ってもの含まれてますけどね。あのロキならやりかねないな、という印象ですよね。しかし1つだけ腑に落ちないのがハラルド王との事。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
エルバフの歴史上最も偉大な王ハラルドを殺害したというのが、ロキがおかした最大の罪とされているみたいですよね。彼が皆んなに恨まれる最大要因です。それ以外はまぁ、まだどうにかなりそうです。
後述しますが、ロキは世界政府から派遣される「神の騎士団」からの要請を蹴っています。世界政府と対立する立場を取っているんですね。世界政府こそ諸悪の根源だと思うのです。
敵(世界政府)の敵だったら味方?
これが適用されるのかどうか。
もしもロキが味方の立場になるというのなら、このハラルド王殺害には大きな誤解があるのだと思うんです。そうでなければエルバフの人々はロキを受け入れないような雰囲気があるんです。
ロキはエルバフ編だけで終わるキャラとは思えないし…。
ヤルルはロキがハラルド王を殺害した現場にいたそうです。ロキを止めようとした時に頭に剣を刺されたんですって。その刺さってる剣の形が、ハラルド王の持ってる剣の形と同一なのです。
ここも裏がありそうなんだけど。
神の騎士団への勧誘
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
2人の侵入者の目的は、ロキを「神の騎士団」へ勧誘する事でした。それでロキを探していたんですね。ロキは拒否。理由としてはゴミクズにはなりたくない。
オッドアイで口元を包帯で隠す女性の名前は「軍子」。彼女が「消せばよかろう」と言えば、「早まるな」ともう1人(シャンクスそっくり)が止めてます。
何があってもロキを消すワケにはいかないみたい。
それで“弱み”についての情報が欲しかったのだが、派遣した諜報部員達は音信不通(ブロックの国行き)。現れた狼を人質にしようもロキには通用しない。
2人はロキに危害(拷問)を加えようともしません。
第1131話でロキに26億ベリーの懸賞金がかけられているのが判明してます。ただし「世界政府特別懸賞金」というもの。これは「生け捕りのみ(ONLY ALIVE)」の特別な手配なのかも。
しかし…
単なる戦力補強としての勧誘ではなさそうなんですよね。
ロキを勧誘するくらいだから「神の騎士団」は天竜人でなければならないって事ではなさそうですが、ロキだけは“特例”で下々民だが所属を許すという話なのかな?
もう少し情報が欲しいですね!
そして軍子の能力はリボンを操るものと思われます。新体操のように回してます。ドフラミンゴの“イトイトの実”の能力に近いものを感じますね。ただし前回の「ドドド」についてはまだ不明。
不遜なロキに対して天竜人だと思われる2人はどう対応するのでしょう。どうも軍子は気が短く傲慢な性格をしています。何か起こすなら軍子ですかね? 名前についても天竜人らしくない。
まだまだ謎だらけですね!
まとめ
続きが気になりますね!
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