【ONE PIECE 第1142話の感想・考察】キリンガム聖とソマーズ聖の能力が判明か!?

ワンピース 第1142話 これは子供達が一番恐れている世界 ワンピース最新話

この記事では、週刊少年ジャンプ2025年15号に掲載された「ONE PIECE」の第1142話「‟わたしのこわいもの”」の感想と考察を書いて行こうと思います!

前回の振り返りは下の記事になります!

エルバフにも弱点があり、それは「火事」と「雷」である事。世界最高齢ヤルルの女性の好みがまさかの‟歳上”には驚かされましたね。しかし後に意味を持つかも?

そして片足には‟海楼石”をつけたままとはいえ、ついに解放されてしまったロキ!立ち上がった姿は圧巻の描写でしたね!‟鉄雷(ラグニル)”に手をかけたロキは…!?

ここからが今週になりますよ~!

最新111巻のSBSについては上の記事から!

今回も耳より情報がいくつかありましたよね。特に注目は元七武海ハナフダに関する情報と「テキーラウルフ」に関する部分でしょうか。

Vol.28「刀と娘達を返せ!! 雷鳴八卦」

ワンピース 第1142話 Vol.28「刀と娘達を返せ!! 雷鳴八卦」
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

ヤマトの‟雷鳴八卦”がフーズ・フーにヒット!

その手からは康イエの刀がこぼれています。これを取り返し、九里で行方不明になっていた娘達も救出される事になりそうですね!

フーズ・フーが撃退されれば、うるティとページワンも救われる事になりそうですよね!

「鬼の子ヤマトの金稲荷代参」は上の記事でまとめてますよ!

ヨルムンガンドを撃退したサウロの‟鬼抹志拳”

ワンピース 第1142話 ヨルムンガンドに追いかけられる子供達
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

「セイウチの学校」の校庭に‟終末のヘビ”と呼ばれるヨルムンガンドが現れ、子供達を追いかけるという衝撃のスタート。いきなり事件発生です!

「ヨルムンガンド」とは北欧神話に登場する毒を持った大蛇の幻獣。その名前は「大いなるガンド(精霊)」を意味する。

注目はヨルムンガンドの描かれ方ですね。

ワンピース 第754話 カン十郎の‟抜け雀”

カン十郎が実体化させた絵(雀)

出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

カン十郎が‟フデフデの実”の能力で絵を実体化させたものを彷彿とさせます。共通点は‟塗りむら”です。ヨルムンガンドも実際に存在する生物ではない。これを示しているんですよね。

職員室に駆け込んで来たのは数学教師のブレイド先生。キバ校長とアンジェ先生に報告。キバ校長は巨兵海賊団のドリーとブロギーを呼ぼうと提案しますが、そうしている間に子供達が危険な目にあってしまう。

この緊急事態に立ち向かったのはキバ校長!(前のページと目つきが180°変わります)釘抜きハンマーでヨルムンガンドを殴打!そして遅れて駆けつけたサウロが‟鬼抹志拳(きまつしけん)”で仕留めます!覇気もバッチリまとってます!

‟鬼抹志拳”は「期末試験」のもじり(笑

セイウチの学校の先生

「セイウチの学校」の先生達が次々と登場しています!

キバ校長
サウロ歴史
アンジェ国語
リプリー生物
ブレイド数学
ウォルフ体育

サウロについては第1133話で「主に‟歴史”の授業 色んな‟本”についても教えてくれるわ」という話が出ていましたね。

アンジェは「フクロウの図書館」の‟司書”であり、さらに‟サウロの助手”を掛け持ちしてしている様子です。

元巨兵海賊団キバ校長はドスンダダ族?

ワンピース 第1142話 元巨兵海賊団 キバ(校長)
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

キバ校長が「元巨兵海賊団」であると紹介されています。おそらくはヨルル&ヤルルが船長(お頭)だった時代の戦士なんでしょうね。相当な年齢だと思われます(300歳に近い?)。

問題はその容姿です!

「セイウチの学校」の校長だけにセイウチでした。これが悪魔の実の能力によるものなのか、あるいは別の要因があるのか。ちなみにセイウチの姿をしたキャラは出ています。

ワンピース 第553話 アイルワン

アイルワン

出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

白ひげ海賊団の傘下の海賊アイルワンです。

これも悪魔の実の能力でセイウチの姿をしているのか、あるいは人間とは違う種族だからなのか不明のままなんですよね。

もしもセイウチの姿が種族であるならば、キバ校長というのが「ドスンダダ」という混血の種族になる様な気がします。スコッパー・ギャバン(ヤーさん)が第1139話で口にしていたものですね。

‟ドスンダダ”とは巨人族とミンク族の混血?

セイウチというのはミンク族、あるいは同族とみなす‟少ない毛(レッサーミンク)”になるのかなぁ。セイウチが哺乳類であるのは間違いありませんからね。ミンク族の系統っぽいんですけどね。

‟バッカニア”については上の記事で考察しています!

ロキの‟鉄雷(ラグニル)”は雷を呼ぶ

ワンピース 第1142話 ‟鉄雷(ラグニル)”を手に立つロキ
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

デカーーーーーーー!!!!

人間族であるルフィ達、そして巨人族のハイルディンを前に立つとロキの巨大さが際立ちますね。しかも手にする‟鉄雷(ラグニル)”の大きさたるや。こんなものは巨人族では持てないでしょう。

これが‟古代巨人族”の血なんでしょうね!

ワンピース 777巻 オーズと巨人族

オーズと巨人族の体格差

出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

巨人族は12~13mの設定(88巻SBSでは成人の巨人族は最低でも12mとの事)。オーズはその3倍という設定だそうです。ロキは‟古代巨人族”の血を引く者の中でも大き目なのかもしれませんね。

ロキが父ハラルド王が‟古代巨人族”の血を引いていたのは明かされていますが、母もまた‟古代巨人族”の血を引いていたのかも。ハイルディンもハラルド王の息子ですが、母親がエルバフ国外の巨人族です。

ロキは「エルバフを救いたきゃ すぐに最後の錠を外せ」と言い、‟海楼石”を残したところで力を抑え込めるものではないと。それを今見せてやると‟鉄雷(ラグニル)”を宝樹アダムの幹に打ち付ける!

ワンピース 第1142話 エルバフに落雷

エルバフを襲う落雷

するとエルバフ上空に雷雲が発生し、「陽界」から「冥界」にかけて雷が落ちます!いや、エルバフに刺さっていた巨大な剣に雷は落ちているんですかね?

そして島の南に火の手が上がる!

ロキの持つ‟鉄雷(ラグニル)”は雷を呼び、それによって火災を誘発させるというもの。まさにロキはエルバフの弱点を突く武器を手にしていたのです!これを何発も撃つつもりなんです!

それを止められるのか?って話なんですよ。

これで海楼石がついて力が抜けている状態。能力は使えない。しかも重傷。そんなロキをルフィが止められないとすれば、それを捕まえたシャンクスとの力量差が格段に広がりますよね!

どうなるんだろう?

怪物は子供達が「恐い」と頭に思い描いたもの

ワンピース 第1142話 これは子供達が一番恐れている世界
熊?(=ベルセルク?)
雷竜(ニーズホッグ)
鳥?(=フレースヴェルグ?)
ロキ
嵐(=ゼウスの様な雲)
巨狼(フェンリル)
タコ(=クラーケン?)
ニカ
火死人(ドラウグル)
お化け
母ちゃん
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

突如としてエルバフの森に現れた怪物達。先のヨルムンガンドも同じくです。これらに国語教師アンジェは見覚えがあると言います。それらは今日の授業中に子供達が「恐い」と頭に思い描いたものである。

「フェンリル」とは、北欧神話に登場する狼の姿をした巨大な怪物。「フェンに棲む者」の意味。

「ニーズホッグ(=ニーズヘッグ)」とは、北欧神話に登場するヘビ、あるいはドラゴン。「怒りに燃えてうずくまる者」を意味する言葉。

「ドラウグル(=ドラウグ)」とは、スカンディナヴィアのサガや民話に登場するアンデッド(死霊)である。

子供達が1人ずつ、絵と作文で「恐いもの」を発表し合っていたんですね。それが姿を持って現れているのです。子供達の想像力と表現力が顕現化している。イメージが形を持って現れているっぽい。

これこそがキリンガム聖の能力だと考えられます!

睡眠中の潜在意識というのがポイントではないだろうか。人が眠っている時に見る夢には潜在意識が反映されるので、恐いと思うものが出て来た時には‟悪夢”を見てしまう。

キリンガム聖の能力はまず人を眠らせる。そして、睡眠中に表に出て来る潜在意識の中から「恐いと頭に思い描いたもの」を引っ張り出して顕現化させる事かできる。

怪物が巨大なのは、今日の授業で「恐いもの」を発表し合ったばかりだからかも。より強く意識の中に刷り込まれている状態だから、あんなにも巨大な姿で現れているのではないかな?

ルフィも怪物として現れる?

巨人族の子供の1人がロビンに対して「ルフィの子供?」と聞いているシーンがあります。「ええ そうよ」と聞かされた子供は黙って後ずさり。

ワンピース 第1135話 ルフィの巨大ブランコの遊び方について行けない子供達

ブランコで遊ぶ(?) ルフィと子供達

出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

それはルフィとのブランコ遊びで恐怖体験をさせられていた子供です。あの子供はルフィを恐がっており、ロビンがその友達だと聞いて後ずさりして逃げていると思われます。

あの子供はルフィを「恐い」と頭に思い描いている可能性があります。ならばルフィが怪物として現れる可能性もあるって事なんですね。これからの話です。

ここは注目したいですね!

ソマーズ聖の能力

ワンピース 第1142話 ソマーズ聖「‟愛”とは傷つけ合うもの」
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

ラストで子供達について「取り返せると思うか!?」とキリンガム聖から聞かれて、ソマーズ聖が「‟愛”とは傷つけ合うもの」と笑って答えています。これは傷ついて倒れていた体育教師ウォルフ先生の事に関係しているっぽい。

眠りながらどこかへ歩いて行く子供達を連れ戻そうとしても、触れてしまうと反撃されてしまう。子供達は、愛をもって触れて来る人間を傷つけてしまう様にされているのではないかな?

ここにソマーズ聖の能力が関係するのかも!

軍子の恐ェものは‟ニカ”

ワンピース 第1142話 軍子の恐ェものは‟ニカ”
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

ソマーズ聖から「恐ェものはあんのか?」と聞かれて、軍子が「‟ニカ”」と答えています。軍子は‟太陽の神ニカ”を恐がっているのです。どうして恐がっているのでしょう。

この世界を壊されるのが恐いのかな?

この世界とは「世界政府が支配する世界」であって。その支配体制を崩される事こそを軍子は恐れているのかもね。でも、それはそうなんでしょうけど、まだ何か他に理由があるのかなぁ。

エルバフの子供達も‟ニカ”を恐いと言っており、怪物として出現してもいます。それとは違う意味で軍子の方は恐がっているのではないか。そんな気もして来ます。

これから先の展開で、‟太陽の神ニカ”となったルフィが軍子の目の前に現れる事になるハズです。ここで軍子がどんなリアクションを取るのかに注目ですよね!

まとめ

いよいよ神の騎士団が仕掛けてきましたね。リミットは子供達が船に辿り着くまでだそうです。しかしルフィ達はそれどころじゃありません。ロキの方も大変な事になりそう。

もしもロキが神の騎士団を恨んでいるのなら、早々に錠を外してあげれば良いんですけどね。そんな事はルフィ達の知るところではない。ここがネックなんですよね。少しもどかしい!

第1142話の感想・考察まとめ
  • 元巨兵海賊団キバ校長はドスンダダ?
  • ‟鉄雷(ラグニル)”は雷を呼ぶ
  • 怪物はキリンガム聖の能力によるもの?
  • 眠らせて潜在意識を顕現化する能力?
  • 子供達がウォルフ先生を傷つけたのはソマーズ聖の能力による?
  • 軍子が恐いのは‟ニカ”

非常に気になる続きですが、次号は休載になるそうです。再開はWJ17号(3/24発売)の予定になります。もしかすると表紙&巻頭カラーになるかも?

ありがとうございました!!

ひっし

皆さんとジャンプの話で盛り上がりたくて当ブログを立ち上げました!

これから取り上げるマンガも増やして行きたいと思っています。もしも「あのマンガの感想・考察」も読みたいなぁってリクエストがあればヨロシクです!

ひっしをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました