【ONE PIECE 第1151話の感想と考察】キリンガム聖の凶悪な素顔が判明!‟黒転支配”の攻略は‟太陽の神”による反転!?

ワンピース 第1151話 扉絵 ワンピース

この記事では、週刊少年ジャンプ2025年28号に掲載された「ONE PIECE」の第1151話「‟もういいわかった!!!”」の感想と考察を書いて行こうと思います!

前回の振り返りは下の記事になります!

イムによる‟悪魔契約”と‟黒転支配”により巨兵海賊団の2人の船長ブロギーとドリーが悪魔になってしまいます。一定の寿命と引き換えに‟不死の体”と‟常ならざる腕力”を与えられた2人が狙うのはヤルルの首。大混乱のエルバフ!!

イムが見せた驚きの能力!

それはイムの正体にも大きく関わるとの考え方もできそうです。ドリー&ブロギーと五老星や神の騎士団には違いがありそうで、まだまだ謎が多いんですよね。果たして悪魔化は元に戻せるのか!?

Vol.35「白舞のすもう大会!浦島の兄 横綱すくねを投げ飛ばす!!」

ワンピース 第1151話 Vol.35「白舞のすもう大会!浦島の兄 横綱すくねを投げ飛ばす!!」
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

白舞で開催される相撲大会にヤマトが出場!

ワノ国の土俵は女人禁制ではないのかな。あるいはヤマトが男と言い切って出場を強行したのか。

浦島の兄で横綱のすくねを投げ飛ばすヤマト。浦島はVol.6に登場していましたね。違いは口ひげともみあげ。浦島のもみあげは三つ編みでしたね。

すくねの名前の由来は、武内宿禰(たけうちのすくね)が浦島太郎のモデルの1人とされている事からでしょうか

土俵下には笑顔の河松がいます。彼が今の白舞の大名でしょうか。河松は相撲が好きですから、もしかすると大会に出場しているかもしれませんよ。ヤマトvs河松が決勝戦になるのかな?

うるティとページワンが見えません。彼女達も大会に出場してたりするんでしょうか。

‟黒転支配(ドミ・リバーシ)”の攻略法

巨兵海賊団カーシーの悲痛な叫び!

悪魔化した2人の船長に、ヤルルは世界最高齢の戦士であり伝説の英雄であって自分達がずっと憧れて来た人じゃないか!と訴えます。しかしブロギーは聞く耳を持ちません!老いさらばえた戦士に引導を渡すべきだと。

ドリーもまた‟エルバフの神”など不要であり、戦争の時代を呼び起こせ!と別人になってしまっているのです。もう腹の中まで真っ黒な‟悪魔”になっちまったんだとトールマンがカーシーに下がるように言うのですが…

ワンピース 第1151話 トールマンが悪魔に挟まれてひっくり返ってしまう
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

そのトールマンが悪魔化したドリー達に挟まれてしまい、‟黒転支配”を受けて悪魔になってしまいます。その様子はリバーシ(オセロ)で表現されています。悪魔(黒石)で挟まれた人間(白石)は悪魔にひっくり返る!

エルバフの編の序盤で登場する「ブロックの国」はONE PIECEとLEGOのコラボが背景にあったと思われます。まさかリバーシでもコラボがあったりするんでしょうか? 笑

リバーシのルールでは白と白で挟めば黒は白に反転します。これが‟黒転支配”にも適用されるなら悪魔化した者達を元に戻す事も可能かもしれません。これが攻略の糸口になるのかも!?

ギア5でニカ化したルフィの技名には‟白い(ドーン)”がつきます。そして悪魔に対抗するのが神ならば、「太陽の神ニカ」こそが‟黒転支配”を攻略できるのかもね?

ルフィ1人では挟めない!

ルフィともう1人の「太陽の神」がいなければ!

出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

ここにエルバフの王家に伝わる‟伝説の悪魔の実”を食べ、自らを「太陽の神」と称するロキが絡む可能性がありそうですよね!ルフィ(太陽の神)とロキ(太陽の神)の共闘こそが‟黒転支配”の攻略法になるのかも!?

子供達を悪夢から覚ますのは母!?

ワンピース 第1151話 子供達の悪夢が具現化し、ナイトメアホールから悪魔が出現
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

イムの‟覇王色の覇気”で気絶した子供達は行進を続けたままです。大人達の「悪魔」の言葉が聞こえると子供達の夢に悪魔が登場。するとキリンガム聖の能力で具現化した悪魔が次々とナイトメアホールから生み出されます。

さらにキリンガム聖が笛を吹くと、倒れていた「MMA」も次々と復活を遂げます。死の概念のない「MMA」はキリンガム聖の合図でいつでも蘇生可能なのです(第1150話)。キリンガム聖は言います、「エルバフの悪夢は覚めねェ!!!」と。

どうにかできないものか…

この状況で、子供達を助けようと母親達が走っているんですね。コロンの母リプリーや、ベントの母ちゃんです。ちなみにベントの母ちゃんは「MMA」としても登場しています。

もしかすると母親というのが子供達を悪夢から覚ます事に成功するのではないかな。赤ちゃんの‟夜泣き”を止めて来た母ならば、今の状況を打開する事ができるのかも!

キリンガム聖の凶悪な素顔

ワンピース 第1151話 キリンガム聖(人獣型)
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

キリンガム聖が人獣型を披露し、雲の上を駆けるようにして樹8にまでやって来ました!

‟ウオウオの実”の幻獣種(モデル青龍)の能力者も雲(焔雲)を生み出し、それを掴んで空を駆けていましたね。厳密には空を飛んではいなかったハズです。麒麟も同じなんでしょうね。

キリンガム聖が人獣型を披露と書きましたが、これまでだって人獣型だったと思うんです。形態が違うだけ。上半身を獣型にするか下半身を獣型にするかの違いだけ。

ワンピース 100巻SBS ブラックマリアの人獣型について

100巻SBS

出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

チョッパーや、ワノ国編で登場した百獣海賊団‟飛び六胞”ブラックマリアのように変型点を変えているんだと思うんですね。その理由はセイウチの学校から急いで駆けつけるのに足を麒麟にしたかったからでしょう。

そして注目したいのが性格が変わってしまっている事です。その判明した素顔と同じく、性格面も凶悪なものになっているんです。これは頭部を人型に変えた事で起きた現象かも。

ポイントは麒麟というのが「瑞獣(吉兆をもたらす霊獣)」である事。頭部が麒麟になれば、その影響は性格面にも及んで邪悪な面が消される。だから紳士的な面を見せる事もあった。しかし頭部が本人になる事で元から持つ性格が現れた!

こういう事なんだと思うんです。

第1151話のキリンガム聖こそが本来の性質。さらに‟夢”や‟眠り”をつかさどる能力だからこそ、頭部が獣型の状態では常にウトウトして眠たげだったって事ではないかな。今は眠くならない。

エルバフの‟心”が折れるまで

ワンピース 第1151話 イム「エルバフの‟心”が…」
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

どこまでやるのかと聞かれたイムが、エルバフの‟心”が折れるまでと答えています。そしてハラルド王がしくじらなければ、とうに支配できていた国だと続けています。

エルバフの‟心”を折る事とハラルド王のしくじりには関連があるかのような物言いです。もしかするとロキの心を折る事ができなかったので、ハラルド王はしくじる事となり世界政府はエルバフを支配できなかった?

ワンピース 第117話 ウソップ「自分の胸に‟戦士”という旗を一本ずつかかげてる...」

自分の胸に‟戦士”という旗を一本ずつかかげてる…

出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

イムが折ろうとしているのは、かつてウソップが言っていた‟戦士”という旗であって。それは信念であり、エルバフの戦士が大切にする‟誇り”であると考えられます。

ハラルド王と世界政府に何があったのかは不明ですけど。その時と同じくロキによってエルバフの‟心”は折れる事なく、今度はイムがしくじる事になるのかも!

ルフィの見聞色の覇気

冥界へ落下したギャバンを救ったのはチョッパーの‟毛皮強化(ガードポイント)”でした。それにしてもかなり巨大化してますよね(笑

それはルフィ達のいる場所から遠く離れた「山の向こう」との事。しかしルフィはチョッパーが落ちて来たとわかるのです。サンジには音がした事しかわからなかった。ロキも何かが落ちて来た事は察知してます。

少し未来を見る事ができるルフィですから、それだけ見聞色の覇気が鍛えられているって事なのでしょう。自覚はないみたいですけどね。サンジはまだそこまでじゃない。ロキの見聞色の覇気も相当です。

これからこのルフィの研ぎ澄まされた見聞色の覇気が活躍する展開が待っているのかもね。陽界に行ってからの戦いで必要とされるのかもしれません。広大なエルバフ(陽界)において仲間の誰がどこにいるかがわかっている必要があるのだろうか?

モサ公は電伝虫をかける事ができなくなる

いきなりロキに電伝虫がかかります。のそのそ現れたのは「雪電伝虫(防寒音声認識型)」で、声の主は第1134話でも登場したモサ公。

ロキはモサ公を見た事も会った事もないが、何の因果か長い友達。いつから知り合ったのか不明。モサ公という名前も本人が自称しているのか、ロキが勝手に呼んでいるのか全く不明。

小さい声で話せと言われてもモサ公は構わず、その会話は周囲に丸聞こえです。ロキだけがコソコソ話してるだけで、とても恥ずかしい事になっています(笑

ワンピース 第1151話 モサ公からロキへの話
Screenshot
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

モサ公の話によると、何やら立て込んでいるらしくて電伝虫をかける事が当分の間できないらしいのです。それで今までの感謝を伝えておきたいんですって。ロキが「そこはどこだ!?」と聞きますが答えてくれません。

エルバフ以外でも事件か何かが起きていて、それにモサ公が巻き込まれている。あるいは事件を起こしている側である可能性もある。もしかすると死ぬかもしれない。そういう状況だからこその連絡だと考えられます。

注目したいのが「先程… 言えなかったのですが」と、第1134話の時点で電伝虫をかけられなくなるのはわかっていた事です。もうその時から立て込んだ話になりつつあったのです。

第1134話と言えば、ロキとモサ公の会話の後で神の騎士団が登場するのです。アウルスト城にシャムロックと軍子が来ます。つまりモサ公の言う「先程」の時点でエルバフに事件は起きていません。

モサ公はエルバフにはいないと思われる。

モサ公はどこにいるのか。

エルバフ以外で事件が起きていると判明しているのは聖地マリージョアです。革命軍による兵糧攻めに加えて、イムによれば火の海になっているという話。ここに関係しているのかな?あるいは別で事件が起きているのかも?

ロジャー海賊団のNo.2争い

治療を受けて寝ているギャバンについて、冥王レイリーと並ぶ海賊王の‟両翼”と呼ばれており「おそらく実力は‟No.3”」と紹介しています。この言葉に激しく反応したのが当のギャバンであり。

ワンピース 第1151話 ロジャー海賊団No.2の座を譲れないギャバン
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

ギャバン自身はロジャー海賊団No.2を自任しており、満身創痍でもこれだけは譲れないものがある様子。‟両翼”と呼ばれる者同士がどちらが上かと争う様子は、まさにゾロとサンジと一緒ですね。

こんなところも麦わらの一味とロジャー海賊団は似ているんだね!

この言葉でギャバンの意識が回復しました! 笑

ついにルフィ達も陽界へ!

チョッパーから陽界で起きている事を知らされたルフィ達。そこに第1150話でイム(軍子)が発した覇王色の覇気が届きます。それで全てを察したルフィ!「もういいわかった」とチョッパーに告げる!

その覇気が事態の深刻さを物語る!

ワンピース 第1151話 エルバフの危機に立ち向かうルフィ・ハイルディン・ロキ
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社

ハイルディンは陽界に戻る為に速やかにリフトに乗れを叫ぶ!

この緊急事態にロキは高らかに笑い、おれの力が必要だな?と解放を要求するかのような発言をします。船医ゲルズに完治まで数か月と診断されていたワケですが、肉は食べたし回復は早まっているんでしょうけどね。

どうするんでしょうね?

ハイルディンは反対するも、ルフィの一声でロキを解放する事になるのかな? 鎖は解くが、海楼石はそのままというのが妥協案になるでしょうか。後で外す事になるのは目に見えてますけどね。

いよいよルフィ達が陽界に来ます!!!

形勢逆転も近いでしょう!!!

まとめ

悲しいお知らせがありまして、ルフィ参戦というこれからって時に休載です。ちょうど休載が入るだろうタイミングでしたけどね。実際に休載となると寂しくなりますね!

第1151話の感想・考察まとめ
  • 黒転支配をひっくり返すのは2人の太陽の神
  • 子供達の悪夢を覚ますのは母
  • キリンガム聖が凶悪な素顔をさらす
  • キリンガム聖は人獣型の変型点を変えられる
  • 頭部が人型になる事でキリンガム聖の本来の人間性が出た
  • エルバフの‟心”とは信念であり誇り
  • ルフィの研ぎ澄まされた見聞色の覇気
  • モサ公はどこにいるのか
  • ロジャー海賊団No.2は譲れないギャバン
  • イムの覇気で全てを悟るルフィ
  • この事態にロキは解放されるのか

まずはロキを解放して力を借りるべきなのかどうか。ここで少し揉めそうな気がします。すぐに冥界って話じゃなさそうですけどね。しかし急いで欲しいところ!

ありがとうございました!!

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