【ONE PIECE 第1158話の感想と考察】‟西の海”ゴッドバレーでシャンクス&シャムロックが誕生

ONE PIECE 感想と考察 ワンピース

この記事では、週刊少年ジャンプ2025年40号に掲載された「ONE PIECE」の第1158話「‟ロックスvs.ハラルド”」の感想と考察を書いて行こうと思います!

前回の振り返りは下の記事になります!

42年前、シャクヤクが九蛇海賊団の船長を辞めるというニュースが駆け巡る。落胆するハチノスの海賊達でしたが、そこへシャクヤクがやって来てBARを開店します。聖地マリージョアでは五老星が、エルバフを世界政府に加盟する為の条件としてロックス殺害を提示し──!?

休載明けの第1158話は、世界がゴッドバレー事件に向かっていく様子が描かれる事になります。42年前から39年前、いよいよ事件の前年まで迫ってまいります!

Vol.40「正義の海賊ここに眠る」

衝撃の事実が判明します!

‟西の海”に生まれ鈴後で育った英雄の墓には「光月もりあ」の名前が刻まれていたのです。カイドウと戦った海賊という事ですから元「王下七武海」ゲッコー・モリアの事だと推測できます。

ゲッコー→月光、そのアナグラムで「光月」?

モリアにとって出身地は‟西の海”で、ワノ国は第二の故郷と呼べるような場所だったという事でしょうか。それならばワノ国を支配しようとするカイドウと戦ったのも納得です。

ワノ国の将軍家である光月の血がモリアに流れているとは思えないのですが、なぜ光月の名で墓が建てられているのでしょう。まだ続きがあるのだろうか。

本編にて明らかになる可能性もありますね!

シャクヤクからのラブレター

とある海を航行中のロジャー海賊団──

彼らもシャクヤクの皇帝退位を聞いて凹んでいたみたいですが、ハチノスに店を開いたと聞いて大喜び。それじゃ行ってみようぜ、おいおいハチノスはロックスの管轄だぞとワイワイやってます。

ところがロジャーは会話に加わらずムスッと不機嫌な様子。それはレイリーがシャクヤクから「私を迎えに来て」とラブレターを貰っていた事を聞いていたのが理由。傷心中のロジャー。

レイリーは別にシャクヤクに全く興味がないワケではなく、束縛されるのが嫌でラブレターに応えていません。

第498話でレイリーが女作って半年も帰って来ないと言っていたシャクヤク。彼女が束縛しないのを認めたから一緒になったんでしょうね。

しかしロジャーはいつまでもイジけておらず、海賊なら「欲しいものは奪い取るまで」と言い出します。仲間達はハチノスへシャクヤクを奪いに行くつもりだなと理解しますが、ロジャーはレイリーからシャクヤクの恋心を奪ってやるぞ!と言っているんですよね。

その本当の理由を知っているのはロジャーとレイリーだけ。

ゴッドバレーに想定外の発見

それから2年後(今から40年前)、五老星のいる聖地マリージョアのパンゲア城「権力の間」を訪れたのは神の騎士団フィガーランド・ガーリング聖。目的は次の「先住民一掃大会」の候補地について。

先住民一掃大会は3年に一度の開催です

ガーリング聖が言うには、ゴッドバレーにて「とんでもないもの」を発見したらしいのです。それは「想定外の発見」であり、イム様もお喜びになるようなものなんだそう。

第1095話ではゴッドバレーで「豊富な資源」が確認された事が世界政府が所有する理由かのように説明されていましたが、それとは別の何かをガーリング聖が発見していたのです。こっちの方がメインだったのかも。

そしてガーリング聖はゴッドバレーに世界政府への加盟を打診しています。断られはしますが、頑なに加盟を認めないエルバフとは正反対の対応なんですね。ゴッドバレーと世界政府には過去の敵意は存在しないっぽい。

ただし島の名前の「神の谷」の‟神”というのが天竜人を指していないのは明らかです。それに対して「恥知らずにも」と言っているからです。この‟神”の部分に何かありそうな気もしますよね。

  • 月の人
  • ルナーリア族
  • ニカ

この辺が思い当たりますが、イム様がお喜びになるようなものであり、すぐさま行動を起こさず2年後の大会で対応しようとしている事など腑に落ちないところがあります。

‟神”の名を持つ3つの古代兵器も除外ですよね。

  • プルトン=和の国
  • ポセイドン=魚人島
  • ウラヌス=世界政府

いずれも所在地は判明しています。

ゴッドバレーに古代兵器が存在するという事実はないハズです。ウラヌスについては確定ではありませんが、‟空白の100年”において世界を海に沈めただろう古代兵器をルルシア王国に使ったのは世界政府です。

ガーリング聖は一体何を見つけたのか…?

女の勘

ハチノスのシャクヤクのBARは大盛況。ぼったくりまくっています(笑) 評判となっている煮込み料理はシャクヤクが作っておらず、高級ウイスキーと称して安いラムを出す。それを隠そうともしない。

それでも行列のできる店なのは、ひとえにシャクヤクの美貌があるから。客はみんなシャクヤクにメロメロです。そんな中でロックスの心が自身に向いていない事を感じ取るシャクヤク。2年前はロックスもメロメロだったのに。

ステューシーによると「女は勿論 子供でも生まれた様な多幸顔」をロックスはしているらしい。これらは女の勘があってこそ分かる事で、男のニューゲートは全く気付いておりません。

40年前ですから、この時にティーチが生まれているんですよね。ロックスとしては「全方向秘匿案件」だったつもりですが、女の勘の前では意味を持たなかった。隠す理由は「子は… 親の弱点」になり得るからでしょうか(第1101話)。

「ONE PIECE magazine Vol.8」で黒ひげに妹が2人いる事が明かされていますが、その父親もロックスかどうかはハッキリしていません。その妹は「礼儀正しい」らしいのだが…。

ロジャーとロックス

ロジャー海賊団がシャクヤクのBARに来店。シャクヤクがそちらを向くより先にロックスがロジャーに顔を突き付けて文句を言っております。ロジャーはこれまでにも何度か店に来ている様子です。

2人が戦闘にならないのはシャクヤクが決めたルールがあるから。店が目的ならば戦闘は禁止。しかし海では一触即発の関係性なんだそうです。かなり険悪な仲だと分かります。

ロジャーがニューゲートと飲みたがっており、こちらは敵同士とは言え何か通じるものがありそうなんですよね。そういうものがロックスに対しては全くないという事なんです。

何が2人をそうさせるのか。

ロジャーとリンリンも全く険悪な感じはありません。

ここまでロックスという人物を見る限り、悪い印象はないんですよ。海賊らしい海賊ですし、ハラルドとの関係性を見ているとロジャーとも気の合いそうな気もするんですよね。しかしそうではない。

それこそルフィとティーチの関係性に近いものがあるのかも。この2人はライバルという関係とも少し違うんですよね。エースの件がある前、モックタウンで出会った時から相容れないものをルフィが感じ取っています(第225話)。

ゴッドバレー事件にて明らかになりそうな。

ロックスvs.ハラルド

エルバフの冥界にてロックスとハラルドが激突。それをロキとハイルディンも見ております。世界政府加盟の条件を満たす為にハラルドから戦闘を仕掛けたものと思われます。

ハラルドも迷ったそうですが、結果的に世界政府に従う判断をした様子。ロックスの言う通り、世界政府はハラルド(エルバフ)を軍事力として利用しているだけなんですよね。

世界政府加盟が自己目的化してしまっています。

ハラルドはそもそもエルバフの‟暴力の歴史”を払拭して世界の国々と仲良くしたかったハズです。それで世界政府に加盟したいのですが、世界政府は軍事力(暴力装置)としてエルバフを利用する気でいます。

ロックスはもうハラルドの言葉を聞いていられないといった感じ。世界政府に対する敵意もありますが、ハラルドとエルバフの事を思っているからこそ反対しているんでしょうね。

決着はつきませんでしたが、2人の友情は途切れる事となり「あの事件の当日」まで顔を合わせる事はなかったと説明されます。「あの事件」とはゴッドバレー事件を指すのでしょう。

ゴッドバレー事件の当日に途切れていた友情が復活するのだとすれば、ゴッドバレーで2人が再び戦闘になるという事ではなさそうです。現時点でハラルドが事件当日にゴッドバレーにいる理由に思い当たるものもありませんし…

どこで2人は顔を合わせる事になるのだろう。

ロックスがゴッドバレーに向かう海上で何かあるのだろうか?

シャンクス&シャムロック誕生

ついにゴッドバレー事件の前年にあたる39年前まで来ました。事件の地であるゴッドバレーにて双子の男の子が誕生。それがシャンクスとシャムロックの2人であります。

沢山の大人達に見られて愛想よく手を広げいるのがシャンクス。一方のシャムロックは静かに見返し何かを考えているかのような様子。少し性格に違いがありそうです。

母親は赤毛の女性で、父親はその前年にゴッドバレーに停泊したフィガーランド・ガーリング聖と考えて良さそうです。ただし、なぜガーリング聖が女性を聖地マリージョアに連れて行かなかったのかは謎です。

周囲の者達との会話を聞く限り、その女性はゴッドバレーに在住する者であり王族という風な感じもありません。聡明な女性である事が分かっています。

シャンクスが‟西の海”の出身である事は判明していましたが、今回ゴッドバレーで誕生していた事が明らかになりました。そして母親は天竜人ではない。それでも2人の子は天竜人としての資格を持っている。

ゴッドバレー事件でシャンクスは宝箱に入れられていたところをロジャー海賊団に拾われます。これは母親が、シャンクスを聖地マリージョアに連れて行かれるのを阻止する行動だった可能性があります。

もうシャムロックの方はガーリング聖によって連れて行かれており、せめてシャンクスだけでも… といった感じが想像できますが、どうだろうか。

ガーリング聖が赤毛の女性に子供を産ませた事には何かしら理由がありそうです。その女性のルーツ、種族などに秘密があったりするのだろうか。ガーリング聖による「想定外の発見」との関係性も何かあるのだろうか。

色々と謎は深そうな気がしますよね!

まとめ

まだゴッドバレー事件が勃発する前に、ハチノスの宝(シャクヤク)が政府・海軍に連れ去られる事件が起こるハズです。これが次回のメインとなるのでしょうか。この時ロックス海賊団はハチノスに居なかったのかな?

第1158話の感想・考察まとめ
  • 表紙連載の墓は「光月もりあ」のもの
  • レイリーはシャクヤクからラブレターを貰っていた
  • ガーリング聖によるゴッドバレーの「想定外の発見」とは
  • ロックスに子供が誕生(黒ひげティーチ)
  • ロジャーとロックスは一触即発
  • 世界政府に加盟するためハラルドがロックスと激突
  • ゴッドバレー事件当日まで友情が途切れた2人
  • ゴッドバレーでシャンクス&シャムロック誕生

ゴッドバレー事件が迫って来てドキドキします!

次回が楽しみですね!!

ありがとうございました!!

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