【ONE PIECE 第1161話の感想と考察】ソマーズ聖を倒したレイリーがシャッキーを救出!

ONE PIECE 第1161話 感想と考察 ワンピース

この記事では、週刊少年ジャンプ2025年44号に掲載された「ONE PIECE」の第1161話「‟矢の雨をしのいで結ぶ恋の詩”」の感想と考察を書いて行こうと思います!

前回の振り返りは下の記事になります!

デービー一族を激しく憎む天竜人。大会がスタートするもロックス海賊団とロジャー海賊団の襲来で大混乱。そんな中ドラゴンが双子の赤ちゃんの救出に成功。大会どころでなくなり神の騎士団も出陣。そしてラストにガープが救援に駆けつける──。

休載明けの今週は表紙&巻頭カラー!

特に巻頭カラーが可愛くてイイですよね! ぬいぐるみのキャラは全て分かりました? 僕は誰だったかなぁってのが何人かいましたね。顔は浮かんでも名前が出て来ない(笑

Vol.43「英雄達の眠る場所」

巻頭カラーに加えて扉絵もありました。これは「おでんと仲間を祀るお堂」の中ですね。おでんとトキ、戦死した赤鞘九人男に各大名達も祀られています。ペドロの名前もありますよ。

光月おでん九里大名。20年前に家臣と共に釜茹での刑に処されるも、家臣を背負って1時間耐える。最期はカイドウの銃弾に倒れる。
光月トキおでんの妻で‟トキトキの実”の能力者。おでんの処刑後にモモの助達を20年後の未来に飛ばし、城の前で銃弾に倒れ死亡。
霜月康イエ白舞大名でおでんの理解者。太鼓持ちのトの康の正体でおトコの義父。判じ絵の集合場所を白紙に戻す為にわざと捕まり処刑された。
雨月天ぷら兎丼大名。カイドウに戦いを挑むも敗れ、囚われになっている時のヤマトと出会う。ヤマトに未来を託して再びカイドウに挑む。
風月おむすび希美大名。雨月天ぷらと霜月牛マルと共にヤマトとであった人物。
霜月牛マル鈴後大名。狛狐・オニ丸(牛鬼丸)は相棒。雨月天ぷらと風月おむすびと共にヤマトと出会った人物。
お貴ワノ国一の大親分ヒョウ五郎の妻。おでんの理解者。20年前に百獣海賊団に撃たれ死亡。
イゾウ赤鞘九人男の1人で元白ひげ海賊団16番隊隊長。仇討ちに参加し、最期はCP0マハと相討ちになり死亡。
ペドロモコモ公国「侠客団」の団長であり元ノックス海賊団船長。ホールケーキアイランドでルフィ達を逃がす為にダイナマイトで自爆。
アシュラ童子赤鞘九人男の1人で、20年間「頭山盗賊団」棟梁・酒天丸と名乗っていた。カン十郎が描いたおでんの絵の自爆から仲間を救って絶命。

ヤマトと共にモモの助と錦えもんも手を合わせています。

提灯の名前がよく分からないのが1名。「黒」という文字だけが見えています。これは「黒炭カン十郎」ではないかと思われます。オロチ側の内通者ではありましたが、共に祀ってあげたんでしょうね。

ロックスの妻の名はエリス

島に上陸したロックスはシャッキーや悪魔の実を狙う仲間とは別行動。彼の目的は妻と子の救出です。子の名前はティーチである事は分かっておりましたが、妻の名前がエリスだと判明しました。

ロックス・D・エリス(デービー・D・エリス)
マーシャル・D・エリス

このどちらかが彼女のフルネームだと考えられるんですね。

もしも‟黒ひげ”マーシャル・D・ティーチが母の姓を受け継いでいるのなら、エリスの旧姓はマーシャル。そうでない場合はエリスの旧姓は不明。元々‟D”の名を持っていたのかもハッキリしません。

「ロックス」というのはデービー一族である事を隠す為の「隠し名」であり変名。ティーチの「マーシャル」というのはロックスの息子である事を隠しつつデービー一族である事を隠す為の名前だと思われます。

エリスとティーチは天竜人の標的とされる‟脱兎”であり、どこをどう逃げているのか分からない。それをロックスは捜しているんですね。島の中心部に捕まるシャッキーとは違っています。

そしてロジャーはシャッキーを捜しており、そのロジャーをガープが捜すといった構図。まだ3人の運命が交錯する段階にはありません。

マッフィー宮に見つかったドラゴン

双子の赤ん坊(シャンクス&シャムロック)を抱えて海軍の船を目指して走るのはドラゴン。しかし、赤ん坊を抱いた海兵を捜していた神の騎士団に見つかってしまいます。

神の騎士団の名前はサッチェルズ家のマッフィー宮

第1160話に登場していた大柄の女性。頭に角がありサングラスをかけ、口には葉巻をくわえているというワイルドな出で立ちをしていました。髪はツートンカラーで、トップは山の形をしています。

おそらくガーリング聖から双子を預かっていたのはサッチェルズ家の者。だからこそマッフィー宮に神の騎士団の任務をそっちのけで赤ん坊を捜すように頼めたのだと考えられます。

これで20人の王達の名前は13家が判明。

ネロナ家
トップマン家
ジェイガルシア家
イーザンバロン家
シェパード家
マーカス家
フィガーランド家
ドンキホーテ家
リモシフ家
マンマイヤー家
バベット家
サッチェルズ家
ネフェルタリ家

なんとマッフィー宮は口からビームのようなものを出しています。まるでバーソロミュー・くまやパシフィスタ、百獣海賊団‟大看板”のクイーンと同じ攻撃スタイル。ただしマッフィー宮は改造人間ではないハズ。

Dr.ベガパンク達が所属した「MADS」の結成は39年前。Dr.ベガパンクが世界政府に買収されるのは26年前です。

ビームは種族としての特性か、あるいは悪魔の実の能力でしょうか。おそらくは後者だと思われます。背後から攻撃されたドラゴンは双子の赤ん坊を投げ出してしまいます。

ただしマッフィー宮に拾われたのは1人。それがシャムロックの方なんですね。もう1人のシャンクスの方はマッフィー宮には見えない方向に投げ出されており、頭を打って気絶したので泣き声を上げなかったのが功を奏しました。

それ以外にもマッフィー宮はドラゴンを背後から攻撃しており、抱えているのが2人だと見えていなかった。さらにマッフィー宮は「双子」とは聞いていなかったと思われます。

これらの幸運が重なった結果、シャンクスだけになってしまったがドラゴンは‟償い”を果たす事ができたんですね。まだココからどういう経緯でシャンクスがロジャー海賊団に拾われるのかは不明なれど。

ガープ強し

ドラゴンが命を救われたのは、通りがかったニューゲートがマッフィー宮を攻撃してくれたから。周囲の木々もろともマッフィー宮も真っ二つ。それでも無事なのは神の騎士団が‟不死身の体”を持っているからだろうか。

そこにはニューゲートの他にリンリンやカイドウ、シキの姿も。彼らが暴れ出したものですから、マッフィー宮はドラゴンも助からないと思いその場を去ってくれました。ドラゴンは隙を見て逃げ出すのに成功。

そこへ入れ替わりに登場したのがガープです!

覇気をまとった拳骨で攻撃。それぞれ目的のあるロックス海賊団側は、ガープを相手にしてちゃ長引いてしまうと退散を決め込みます。ガープの強さは知れ渡っているんですね(カイドウだけはガープを知らなかった様子)。

去り際にリンリンがゼウスとプロメテウスを呼び、‟天上の火雷(ヘブンリー ファイアブリッツ)”で攻撃。まともにくらったガープでしたが平気な様子。あのリンリンが冷や汗をかいて逃げ出しています。

めちゃくちゃ強いんです… ガープ。

ゴッドバレー事件当時の年齢

ガープ(40歳)
ニューゲート(36歳)
リンリン(30歳)
カイドウ(21歳)
ロジャー(39歳)

ガープとロジャーが同世代で、ニューゲートは少し若い。リンリンはそれよりまだ若く、カイドウはまだ若僧って感じになるんですね。おそらく40~50歳というのが全盛期って描かれ方してますよね。

キャプテン・ジョンは‟ジキジキの実”の能力者

キャプテン・ジョン(C・ジョン)が、まるで‟最悪の世代”ユースタス・‟キャプテン”キッドと同じ戦闘方法で戦っているんです。手に金属を引きつけて巨大なマジックハンドを作る戦闘スタイルです。

キッドの前の‟ジキジキの実”の能力者がC・ジョンだったって事なんでしょうね。キッドの‟キャプテン”の異名がC・ジョンに由来する可能性も出て来たでしょうか。

キッドはシャボンディ諸島編の登場回直前に作られたキャラです。この時にはC・ジョンから悪魔の実を引き継いでいる事も設定されていたと考えられますね!

それ以上の関係性(血縁)はあるのでしょうか?

キッドの海賊としての在り方から考えるに、C・ジョンの息子というのは考えにくいんですよね。キッドは別に財宝に執着していませんし、その逆でもないんです。特に何かを受け継いでいるようには見えませんよね。

シャッキーを迎えに来たレイリー

神の騎士団ソマーズ聖がやって来たのは島の中心部。シャッキーを捕まえている建物でした。賞品である彼女を無事に連れ出す事ができたのかの確認です。

しかし連れ出そうにもシャッキーに抵抗されたらしく、彼女の周囲には多数の海兵が倒れている状況。手錠をかけられていても流石は元九蛇海賊団の船長です。足技の凄さは描かれていましたもんね!

シャッキーはここに留まって海賊によって解放されるのを待つつもりだったんですね。それが面白くないソマーズ聖はシャッキーを躊躇なく傷つけます。さらに生かしておいてもガーリング聖のものになるのなら… とトンデモナイ事を思いつきます。

海賊がココに辿り着くも、目当てのシャッキーはすでに死んでいる。それを見てどんな顔をするだろうなと大笑い。なんて非道で卑劣な奴なんだ!

そこへ現れたのがレイリーです!

‟彼岸刃鉈(ひがんばな)”なる剣技でソマーズ聖を倒してしまいます。レイリーの技ってこれが初出ですよね。斬るというより弾き飛ばしております。

そしてシャッキーに手を出して「迎えに来た!!!」と。それは前にシャッキーからもらっていたラブレターの返答になっているんですね。ここのレイリーはもの凄くカッコいいてすよね~!

この救出劇の前にロジャーが粋な事してるんです!

ロジャーもシャッキーの事が好きなんだけど、白馬の王子様役をレイリーに譲るんですよね。自分はニューゲートに斬りかかって手が塞がったと理由をつけて。ここのロジャーもカッコイイ!

ロジャーはシャッキーの幸せを優先したんですね!

これにてロジャー海賊団は目的を果たしました。あとはお宝を奪ってトンズラするだけです。しかし運命はこのままロジャーを行かせてくれません。ロックスとの対決が待っているんです!

ロックスはただ妻と子を島から逃がしたいだけ。

それなのになぜロジャーが立ち塞がる事になるのか。第1096話の「待て ロックス!!!」「邪魔だ ロジャー!!!」というのは、どんな状況で生まれるんでしょう。

ロジャーが悪役とは思えないんです。

今回登場しなかったガーリング聖が裏で糸を引きそうだが…!?

まとめ

クライマックスではなく、先にシャッキー救出を済ませましたね。彼女が事件の発端となってはいるが、事件の最大のポイントに彼女は関係しない。そういう事なんだと思われます。

ここからが見ものになって来そうですね!

第1161話の感想・考察まとめ
  • 扉絵の「黒」は黒炭カン十郎か
  • ロックスの妻の名前はエリス
  • サッチェルズ家のマッフィー宮のビームは悪魔の実の能力
  • シャムロックを奪われるもシャンクスを連れて逃げるドラゴン
  • 全盛期のガープ強し
  • C・ジョンは‟ジキジキの実”の能力者
  • シャッキーを救出したレイリー

次回が楽しみ!

ありがとうございました!!

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