この記事では、「ONE PIECE」の第1155話でロックスが聖地マリージョアの「花の部屋」でイム様と対峙していた事実が判明した事について考察します!
一体どのような状況だったのだろう。このロックスとイム様の対峙が現在につながっている可能性もあるのではないか。「デービー・ジョーンズの崇拝者」とは何を意味するのか…!?
ロックスは‟黒ひげ”の父だと判明しています。この事も意味がありそうですよ!
「花の部屋」のロックスとイム様、そして軍子
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
ロックスとイム様が対峙したのは今から56年前、聖地マリージョアではまさに4年に一度の「世界会議(レヴェリー)」が開催されている時の事でした。直前にロックスは5人の王を襲撃して誘拐するという事件を起こしています。
イム様の横に控えているのは軍子でしょうか。髪と口元をベールで隠してはいますが、特徴的なオッドアイから軍子だと推測されます。56年前でありながら現在と容姿に違いはありません。
軍子の消されていた記憶の中にブルックが登場していました。56年前ならブルックは34歳。彼が「ルンバー海賊団」の音楽家・剣士として‟グランドライン”に入り、一度目の死を迎えるのはこの4年後(今から52年前)になります。
この時ロックスは手に銃を持っていますね。
ロックスが初めから「花の部屋」の存在を知っており、そこにイム様がいる事を知っていたのかどうかは不明です。迷い込んだ部屋にイム様がいたという可能性もあります。
ただ1つ言えそうなのが、ロックスがイム様というのがどんな存在なのか分かっていると思われる点です。この後ロックスは‟世界の王”を目指しており、それはイム様を打ち倒して実現すると考えている節があるからです。
デービー・ジョーンズの崇拝者
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
ロックスはイム様に対して「デービー・ジョーンズの崇拝者」である事を告白していました。その言葉に対してイム様がロックスの方を振り返っています。無意味な告白ではない事が分かります。
イム様に対して5人の王の命は脅しにはならないが、デービー・ジョーンズの名前とその崇拝者であるという告白は何かしらの意味を持っていたと思われます。それがイム様の正体に直結するのかもしれません。
デービー・ジョーンズについて調べる事で‟空白の100年”やイム様について明るみに出るのかもしれません。それならばロックスがイム様について知っている事も合点がいきますよね。デービー・ジョーンズを呪った悪魔とはイム様なのかも?
おそらくジョイボーイ(この海で初めて‟海賊”と呼ばれた男)は船長であり、甲板長と言われているデービー・ジョーンズとは別人だと思われます。しかし両者に関係性はあるのかもしれませんね。仲間だったかどうかは分かりませんが。
戦わなかったロックスとイム様
ロックスはデービー・ジョーンズの崇拝者である事を告白しただけで「それ以上の事はしなかったし できない事を知っていた」として立ち去ります。単身では敵わないと悟ったのでしょうか。
おそらくは宣戦布告が目的だったのでしょう。
革命軍のサボ達が世界政府や天竜人に対して宣戦布告をしに聖地マリージョアに攻め込みましたが、ロックスの方はその頂点に君臨するイム様に対して直に宣戦布告したって事かな。
しかしイム様の方はなぜロックスを逃がしたのか。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
騒ぎを起こすと衛兵が「花の部屋(=幻の部屋)」に殺到してしまう。これを危惧したと思われます。ちょうど「世界会議」の会期中ですから衛兵も多数いる事でしょう。自分の存在がバレるのを避けたかったもかもね。
ロックスの力量をはかり、簡単には始末できないと判断したからイム様も軍子も手を出さなかったのかな。五老星も「世界会議」の最中は忙しいという風な話をしていました(第907話)。
ここへ「戻ってくるぜ」
ロックスが去る際に「おれは戻って来るぜ…!!!」「ここへ!!!」と言い残したとされます。ロックスの野望は‟西の海”のゴッドバレーで起きた事件によって潰えてしまいます。戻って来る事は叶わなかったのではないか。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
そこでエルバフにいる軍子に憑依したと思われるイム様のセリフがクローズアップされます。聖地マリージョアは今、火の海になっていると言っていたのです。何者かに攻め込まれていると思われるのです。
イム様は、ロックスの息子である‟黒ひげ”がやって来たという事で焦ってエルバフを支配下に置きに現れたのではないか。それだけあの時のロックスの脅威はイム様にとって大きな出来事だったのかも。
‟黒ひげ”はラフィットを使って革命軍と聖地の動向を探らせていました。さらに「赤い港」のポンドラの状況についても調べさせていましたよね(第1126話)。準備が完了して、いよいよ聖地に侵入したのかもしれませんね。
聖地マリージョアを火の海にしているのはロックスの息子である‟黒ひげ”の可能性が高まったと言えるのかもです!!
まとめ
まさかロックスが聖地マリージョアの最深部にある「花の部屋」のまで到達しており、あのイム様にまで最接近を果たしていたとは驚きでした!「世界会議」の会期中を狙ったのは賢い判断だったのかも。侵入するのは困難を極めたでしょうけどね。
ロックスの実力たるや!!
- 56年前の「世界会議」の会期中にロックスとイム様は対峙していた
- イム様の近くに控えるのは軍子(不老?)
- ロックスは「デービー・ジョーンズの崇拝者」
- デービー・ジョーンズは‟空白の100年”の人物か
- デービー・ジョーンズとイム様の関係性
- イム様が手を出さなかったのは衛兵を呼び込む可能性があったから
- 聖地を火の海にしているのは「黒ひげ海賊団」
- ロックスの56年前の言葉を息子である‟黒ひげ”が果たす
この過去編が現在の状況とどうつながって来るのか。
面白くなりそうですね!!
ありがとうございました!!
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