この記事では、週刊少年ジャンプに掲載される「ONE PIECE]に登場する「ロックス海賊団」の歩みのついてまとめます。デービーバックファイトでかき集められた船員達、そしてロックスの儲け話とは何だったのか。
続々とその姿が明らかになって来ています!
目次
ロックス海賊団の船員一覧
ロックス海賊団の船員で名前が判明しているのは14名です!
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
ロックス・D・ジーベック エドワード・ニューゲート(海賊) シャーロット・リンリン(海賊) カイドウ シキ(極道) ミス・バッキン(科学強盗) 首領・マーロン(‟西の海”のギャング) 王直(海賊教祖) ガンズイ(密輸海賊) キャプテン・ジョン グロリオーサ ギル・バスター シュトロイゼン 銀斧
ロックス・D・ジーベック
ロックス海賊団の船長で‟黒ひげ”の父。
エドワード・ニューゲート
後の‟白ひげ”。白ひげ海賊団を率いて四皇の1人として新世界に君臨するも、頂上戦争にて船員だった‟黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ率いる黒ひげ海賊団によって殺害される。
ロックスの息子によって命を奪われるカタチ。
持っていた‟グラグラの実”の能力もまた‟黒ひげ”によって奪われてしまいます。
シャーロット・リンリン
後の‟ビッグ・マム”。ビッグ・マム海賊団の船長であり四皇の一角として新世界に君臨。
カイドウ
44年前に海賊島ハチノスを訪れ、ロックス海賊団結成前後に加入したと思われる。後の百獣海賊団の総督であり四皇の1人として新世界に君臨する海賊。
ゴッドバレー事件にて‟ウオウオの実”の幻獣種モデル青龍を食べる。
シキ
「極道」と紹介され、後に‟金獅子”の異名を持つ海賊。
ミス・バッキン
「海賊強盗」の異名を持ち、本名はバッキンガム・ステューシー。
ロックス海賊団の壊滅後はDr.ベガパンク達と「MADS」に居候というカタチで加入。CP0に所属したステューシーのクローン開発に大きく関わっている事が分かっています。
さらに‟白ひげの愛人”を自称し、元「王下七武海」エドワード・ウィーブルの母である。ウィーブルの出生には謎が多く、その秘密はDr.ベガパンクが知っているらしい(とても怪しい)。
首領・マーロン
「‟西の海”のギャング」で目つきが鋭く葉巻をくわえています。
クリーク海賊団の首領・クリークは‟東の海”の出身なので無関係だと思われます。‟西の海”のギャングなら「首領・チンジャオ」と跡を継いだ「首領・サイ」との関係が浮かびますが詳細は不明です。
‟西の海”の「5大ファミリー」のボスの1人だったのかも?
王直
「海賊教祖」の異名を持ち、後の海賊島の提督になる人物。しかしロッキーポート事件において‟黒ひげ”マーシャル・D・ティーチに敗北。現在はどうなっているのか不明。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社カリブーとコリブー
カリブー海賊団のカリブー・コリブー兄弟を足したような顔をしているので、もしかすると2人の父親である可能性が指摘されます。もしもそうだとすれば、カリブーは父の仇である‟黒ひげ”に憧れている事になります。
ガンズイ
「密輸海賊」の異名を持つ大柄の男。大食いです。
甲冑と、その特徴的な長い‟あごひげ”からして第450話で登場していた将軍ゾンビの1体だと推測されます。彼の死体もまたゲッコー・モリアに回収されていた可能性が高い。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社将軍ゾンビとなったガンズイ!?
キャプテン・ジョン
財宝の為に残虐の限りを尽くしたと言われる海賊。その死体はゲッコー・モリアに回収されており第450話で将軍ゾンビとして登場していました。笑い方は「フヘヘヘ」。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社無類の酒好き
刀は腰に差しているのではなく体に刺さっています。
グロリオーサ
アマゾン・リリー先々々代皇帝であり元九蛇海賊団船長。現在のニョン婆。‟恋煩い”にかかるも島を脱出し、「恋した相手のそばに行く事」で死から逃れる事に成功。その経緯でロックス海賊団に加入したと思われる。
誰に恋したかは不明ですが、‟白ひげ”の可能性が高そう。
ギル・バスター
第1096話で登場していた帽子とサングラスの男。彼は「WANTED!」の主人公。その死体はゲッコー・モリアに回収されており、ゾンビとして第450話にも登場していた。
シュトロイゼン
63年前のマザー・カルメルと子供達の失踪事件の目撃者であり、その真相を知る2人のうちの1人。シャーロット・リンリンと出会い、後のビッグ・マム海賊団を築き上げる人物。
海賊崩れの料理人であり‟ククククの実”の能力者。
リンリンと共にロックス海賊団に加入したと思われ、第1096話で小さく描かれている。
銀斧
銀斧だけはまだどういう人物だったのか全く不明であります。第1096話のゴッドバレー事件において顔が描かれた人物については全員の名前が判明しています。その中に銀斧はいなかった。過去編ではないカタチで登場する可能性がありますね。
ロックス海賊団の歩み
56年前(ロックスの悪名が世界に轟く)
この当時はまだロックスが単独で活動。
「世界会議(レヴェリー)」が開催中の聖地マリージョアに侵入して5人の王を襲撃、そして誘拐するという事件を起こす。さらに「花の部屋」にも侵入してイム様(&軍子)と対峙。
イム様に対して「デービー・ジョーンズの崇拝者」だと語り、それ以上は何もせずに「おれは戻って来るぜ…!!!」「ここへ!!!」という言葉を残して去る。
そして海軍本部大将を討ち取り、逃走しているところでハラルド王と出会います。剣を打ち合った際に起きた「覇王色の衝突」は直径5kmの人影を消し去ったと言われています。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
ロックスが討ち取った海軍大将は死亡しており、王の襲撃・誘拐などの罪も重なって莫大な懸賞金をかけられてその名を世界に轟かせます。
56年前~48年前(デービーバックファイトによる仲間集め)
聖地マリージョア襲撃から時を経て、再び世界の中枢(政府の三大機関がある場所)に近づいたロックス。そこで聖地マリージョアに向かう大口の「天上金」を乗せた船を襲撃。「正義の門」を破壊して逃走。
そこで得た資金(天上金)と船(輸送船)を元手に海賊稼業に手を染めるロックス。常に「政府」に対して批判的だった彼が次の標的に選んだのは「海賊船」でした。
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
何枚もの手配書を手に、めぼしい海賊を選んでは「デービーバックファイト」で船員として奪い取るという作戦に出るんですね。それによりエドワード・ニューゲートを仲間に加えたと思われます。
デービーバックファイトとは海賊団同士が様々な勝負をして‟仲間”や‟旗”を奪い合う無慈悲なゲーム。それは海賊島で生まれたと言われています。ロックスがちゃんと「ドーナツレース」「グロッキーリング」「コンバット」に出場しているのが描かれています。
この時点でもまだ旗は掲げておらず、‟悪党”の寄り合いとして活動していたに過ぎないそうです。
48年前(エルバフ訪問)
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
エルバフにやって来たロックス達。
冥界でロキと出会い、遠征中のハラルド王を「ロキが大ケガをしたから至急エルバフへ帰還されたし」と連絡してもらうように要請。帰還したハラルド王との再会を果たします。
ロックス・D・ジーベック |
シキ |
ミス・バッキン |
首領・マーロン |
エドワード・ニューゲート |
王直 |
ガンズイ |
この時点での主だったメンバーは7人で、まだシャーロット・リンリンやキャプテン・ジョンといった者達は仲間入りしていなかった様子です。
ロックスはその計画を明かし、ハラルド王に仲間にならないかと誘います。しかしハラルド王の答えはNO。理由は悪名高いロックスと組めば他国からの信頼を一気に失ってしまうからです。
ここでロキはロックスに憧れを抱くようになります。
44年前(ロックス海賊団の旗揚げ)
ハラルド王に語った計画を実行に移したロックス。
元々は‟流刑島”だった「ハチノス」に金鉱脈が発見され、闇の組織の手を借りて罪人達が巨万の富を得るといった事態が発生。怒った世界政府に対してロックスが「あの島取り返したらいくらくれるか?」と交渉を持ち掛けます。
そして世界政府から金をもらい、ロックス達で罪人達をボコボコにして「ハチノス」の財宝を山分け。しかしロックスは「島」も「罪人」も世界政府には引き渡さない。ロックスが「ハチノス」の支配に乗り出す。
ロックスは海軍を殲滅して聖地を陥落させ、末は‟世界の王”になるという夢を罪人達に語る。これが「儲け話」であって、世界政府の資産を自分達のものにしようという事なのでしょう。海外からも話に乗る者も現れたんでしょうね。
そんな賛同する者達によって一気に膨れ上がり、
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
いよいよロックス海賊団が旗揚げ!!
世界を震え上がらせる事となる!!
38年前(ゴッドバレー事件)
発端は海軍本部が「海賊島の宝」を奪い、それを‟西の海”ゴッドバレーで開催される先住民一掃大会の景品にした事。島の情報をジニー(ボニーの母)が発信した事によりロックス海賊団が聞きつけ、ゴッドバレーに大挙して訪れる。
ゴッドバレー事件の勃発です!
出典:ONE PIECE|尾田栄一郎|集英社
その場に居合わせたロジャーとガープによりロックス海賊団は壊滅。「すでにこの世にはおらん」とされるロックスは死亡したと思われるが詳細はまだ不明です。ゴッドバレーという島は跡形もなく消えたと言います。
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