【ONE PIECE 第1160話の感想と考察】伝説が集うゴッドバレーでドラゴンが双子を抱えて走る!

ONE PIECE 感想と考察 ワンピース

この記事では、週刊少年ジャンプ2025年42号に掲載された「ONE PIECE」の第1160話「‟ゴッドバレー事件”」の感想と考察を書いて行こうと思います!

前回の振り返りは下の記事になります!

海賊島ハチノスでシャクヤクが誘拐されて1年。ゴッドバレーで大会の準備が進められる中、海兵としてドラゴンも島にいた。ゴッドバレーに向かうロックス・ロジャー・ガープ。そして赤毛の女性から双子の子供を託されるドラゴン──。

ついにゴッドバレーにて「先住民一掃大会」がスタートします。天竜人の悪逆非道っぷりが凄まじく、逆に悪であるハズのロックス海賊団がヒーローに見えて来るほど。神の騎士団の登場とドラゴンの活躍も見所です!

Vol.42「‟花の都”を一望できる、おでんと仲間を祀るお堂」

‟花の都”に帰って来たヤマトがまず向かったのが光月おでんとその仲間を祀るお堂でした。うるティとページワンの姿が見られませんが、一緒に来ているハズですけどね。

このお堂は第1052話で言及されていたもので、康イエを始めとする国の為に戦った大名達や赤鞘九人男(イゾウとアシュラ童子)も祀られています。

この度の漫遊の旅の報告をおでんに。そして閻魔堂に愛刀を納めた事を康イエに報告したのでしょう。これから城に向かって錦えもんに報告。これでヤマトの扉絵連載の〆となるのでしょうか。

デービー一族もバッカニア族

賞品である宝箱が並べられた壇上に上げられたデービー一族。天竜人が罵声を浴びせているのですが、いつもの口調(~だえ)ではありません。とてつもない憎悪がこもっているのが見て取れます。

ゴミや剣、さらには斧まで投げ込まれています。

そんな天竜人をまだ幼いティーチ(当時2歳)が目を見開いて見ています。それを優しく抱く母親が傷ついていますが、投げられた物が当たってるんでしょうね。特徴的な髪形をしていますが美人です。

ONE PIECE magazine Vol.8の設定画にある「‟黒ひげ”の母」とは違っている様子ですね。ただし年齢が違っているのでまだ何とも言えません。

ある天竜人が「‟バッカニア族”なんだろう!? お前らも」と言っています。デービー一族もまたバッカニア族なのでしょうか? バッカニア族というのはバーソロミュー・くまがその種族に当てはまります。

バッカニア族は混血の種族であり、イワンコフによると巨人族の血を引いているらしい。身体の強さ以外の特性を持つ。伝説の戦士‟太陽の神ニカ”を言い伝えている。

見たところ体格の大きな者もいれば、そうでもない者もいて均一ではありません。髪の色も黒ばかりではありませんね。バーソロミュー・くまの家系ほどは巨人族の血が濃くはないのでしょうか。

これを信じるならばロックスもティーチもバッカニア族という事になります。この2人からバッカニア族の持つ特性の秘密が明らかになるのかもしれませんね!

託されたドラゴン

前回の続きでドラゴンが赤毛の女性から子供達の事を託されるシーン。その家のある場所まで天竜人の騒ぎが届いているので、そこまで遠く離れてはいない事が分かります。

子供達(赤髪の双子)は心の温かい誰かに育てられて欲しい事。‟あいつ”には渡さないで欲しい事。この2点を託されています。

女性が‟あいつ”としか言っておりませんが、少なくとも天竜人である事は伝えているハズです。そうでないとどこをどう捜して良いか分からないからです。ちなみに女性は「ガーリング」という名前は知っています。

ドラゴンには撤退命令が出されているのですが、この見ず知らずの女性の子供達を助けなければココに立っていられない… と頼みを聞くんですね。一目散に走り出すドラゴン。

何か自らの正義に準ずる行動をしたい!

これがドラゴンを突き動かしたのでしょう。‟軍隊の意思”に個人の考えなど邪魔だと言われ、彼は意味も分からず普通の市民を麻酔銃で撃った。これがどうしても許せなかったのではないか。

シャンクスの母である女性はここで息絶えたと思われます。

天竜人の極悪非道

もう本当に見ていられない… 大げさではなく本心からそう思いました。第1096話でその極悪非道っぷりは描かれていたんですけどね、「子供は見逃してください!!」と車いすの老人のシーンはダメだ。

ソマーズ聖のシーンも、第1144話の食事中の話からは想像もできないほど胸が悪くなるものでした。よくそんな話を楽しそうに食事中にできたもんだな! 怒

それらは映像電伝虫で中継され、聖地マリージョアの‟神々の地”では大型スクリーンが何台も設置されてライブビューイング。大盛り上がりです。

こいつらは人間じゃない!

そう言うと‟神”だと言い返すのでしょうが、まさにゴミクズ以下ですからね。確実にヘイトを集めるように描いています。天竜人に対して腹が立って当然であり、それが狙いであるのは間違いない。

もちろん末路が用意されているのでしょうが…

それはずっと先の話(物語のラスト)なのか、このゴッドバレー事件の結末においても胸のすくようなシーンが用意されているのか。

ちょっと今回はあまりに酷すぎるよ。

神の従刃

軍子宮はすでに‟アロアロの実”の能力者になっており、その能力でエクセレントボーナス(1発即死)を連発しております。その得点は彼女個人だけじゃなくマンマイヤー家にも入っている様子。個人戦と氏族戦の2つの要素があるんですね。

この当時はまだ軍子宮は神の騎士団の団員ではありませんでした。

騎士団のお抱えである「神の従刃」に所属していた様子。そこでの活躍が認められて神の騎士団に昇格という事になるのでしょう。そうやって軍子宮も神の騎士団に入ったのかもね。

神の騎士団には定員があるのかな?

もしも神の騎士団に定員があるなら、誰かが神の従刃から昇格すれば1人降格になるって事ですよね。そして神の騎士団は不死身ですが、本当に死なないというワケではないらしい(第1152話)。

誰かゴッドバレー事件で死亡するのかな?

軍子宮が昇格する経緯が明かされる可能性ありますね!

ロックス海賊団が到着

島の東からやって来たのはロックス海賊団!

数々の極悪事件を起こし、世界を震撼させた悪党達ではあるのですが… 何なんでしょうね、このヒーロー感。あの天竜人をブッ飛ばしてくれ!という強い願いがそう見せるのでしょう(笑

描かれるのは11人です。

デービー・D・ジーベック(ロックス)
エドワード・ニューゲート(白ひげ)
シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)
カイドウ
シキ
キャプテン・ジョン
ミス・バッキン(バッキンガム・ステューシー)
グロリオーサ(ニョン婆)
バーベル
シュトロイゼン
凶(銀斧)

第1096話では描かれていたガンズイとギル・バスターはいません。王直は島に残ったみたい。シャクヤクの誘拐に絡んでいるっぽいので、今頃は逃げる準備してるのかもね。もう逃げてる可能性もあります。

シュトロイゼンがBARを出禁だと言ってますが、真相が知られたら出禁どころじゃ済まないでしょ(笑) 結果的に王直がハチノスのボスになるので真相は闇のままなのでしょう。

ロックスは妻子を逃がしたい(仲間には内緒)、リンリンとカイドウは悪魔の実を狙っています。ステューシーの狙いだけ不明で、それ以外はシャクヤクの身柄が狙いなんですね。

グロリオーサはシャクヤクの身を案じていましたが、彼女を助ける事でロジャーに感謝させれば振り向くかもしれないと考えたみたいですね。

ともかくリンリンのセリフが痛烈です(笑

ドラゴンが双子を抱えて走る

ちょうどロックス海賊団が島の東から上陸し、続けてロジャー海賊団が西の海岸に現れたと通信が入ったところ。ここでドラゴンが赤毛の双子の救出に成功。そのまま走り出しています。

この混乱が味方したんですね。

寝ていたのを起こされた形になった双子(シャムロックとシャンクス)でしたが、奇跡的に泣きはせず誰にも見つからずに逃げ切っています。これは嫌がっていないという事なんです。幼いながらも察するものがあるんでしょうか?

ここからどうなるのかは不明ですが、

結果的にシャムロックは取り返され、シャンクスは宝箱に入っていたところをロジャー海賊団に拾われる事になります。それらの全てにドラゴンが関わっているのかは分かりませんけれど…

どこに向かって走っているのか分からないのですが、島の中心に向かって来る海賊に押される形でドラゴンも島の中心に行ってしまうのかもしれません。

それによって双子をガーリング聖に見られ、シャムロックは取られてしまうものの、賞品の入っている宝箱にシャンクスを隠す事に成功するのかな。そしてロジャー海賊団に拾われる?

ロジャー海賊団も上陸

西の海岸からロジャー海賊団が上陸!

おれがシャクヤクを救出するから、どうせ見込みのないお前らは財宝を狙え。こうロジャーが言う者ですから皆からボコボコにされてます。これはまぁギャグでしょうけどね(笑

第1096話でギャバンが「この件に船長特権はねェからな!!」と言っていましたよね。奪ったもん勝ち。その点、一時協力体制と決めたロックス海賊団の方が秩序あるのが面白いですよね。あべこべでしょ(笑

ここも結果的にシャクヤクの救出に成功するのはレイリーなんだろうと予想できます。どのような争奪戦が繰り広げられるのか楽しみであります!

神の騎士団が出撃

第1096話でも描かれていた神の騎士団の出撃シーン。

あの時はガーリング聖を含めた3名だけでしたが、7名が集まっていた事が判明しました。その1人にソマーズ聖(シェパード家)、そしてマンマイヤー家からも1人ですね。あとは牛の骨を被った者。

初登場は後ろの2人です。

どちらも大柄で、1人は人間かどうかも疑わしい容姿をしています。毛が生えているので魚人族ではなさそうですがミンク族なのかどうか。おそらくは悪魔の実の能力者(幻獣種?)。

もう1人は女性で、角があってツートンカラーの髪の毛。グラサンに葉巻といったワイルドな見た目をしています。そして歯がギザギザで、キリンガム聖もそうだったのですが… 血縁だったりするのかな?

キリンガム聖に角はありません

ガーリング聖は海兵を下げさせており、この7人でロックス海賊団とロジャー海賊団の相手をするつもりでいるんです。いくら不死身であってもキツそうですが、勝算があるんでしょうか。

ガープ中将の援軍

最後にやって来たのがガープ中将です!

絶望していた海兵が涙を流して喜んでいるのは第1096話と同じです。ガープが来たのはロジャーが動いたのを聞いたからでありますが、この描写によりゴッドバレーの海兵を助ける為の援軍である事が分かります。

ここからの展開として、不本意ながら(この話をしたがらない)ロジャーと手を組んで天竜人を守ってしまうんですね。そしてロックス海賊団を打ち破るんです。

その結果だけを聞くと、ガープの野郎は何をしてくれてるんだ!と怒りたくなって来るワケですが… 何か事情がありそうな雰囲気があるんですよね。

ここが事件における大きなポイントになりそうです!

まとめ

今回は第1095話~第1096話で描かれていた内容に加え、さらなる事件の真相を伝えるものとなっています。ティーチを含めたデービー一族の事と、ドラゴンの双子の事の2つですね。

次回からがまだ描かれぬストーリーになるんです!

第1160話の感想・考察まとめ
  • デービー一族はバッカニア族!?
  • 天竜人の極悪非道
  • 軍子宮は神の従刃
  • ロックス海賊団が上陸(王直は参戦せず)
  • ドラゴンが双子の救出に成功
  • ロジャー海賊団が到着
  • 神の騎士団の7人
  • ガープ中将の援軍が到着

次号は残念ながら休載です!

ここで休載は厳しい!!

再開はWJ44号(9月29日発売)予定になります!

ありがとうございました!!

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